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#4『絶対1番になって帰ってくるから』 ページ5

.この話から恵くんの表示は「恵」、伏黒パパは「伏黒」になります⸜ ෆ ⸝‍




ってな訳で(?)、そろそろ飛行機の時間が近づいてきた

相変わらずパパは目に涙浮かべてるし、、なんならちょっとだけ傑くんの目も潤んでない?大丈夫そ?


『······甚爾くん、来ないね』

恵「···あんなやつどうでもいいだろ、行くぞ」

『うん。···あ待って恵、、あれ、』

「おい」

恵「あ?······は、」


ふふ、甚爾くんもちゃんと恵の父親だね


家入「私が呼んだ」

恵「なんで、」

伏黒「自分のガキが親離れすんのに見送らねぇ親いんのかよ」


おー、かっこいいね


『ほら恵、最後の挨拶してきなよ』

恵「······」


俺もずっと泣いてるパパに声掛けようかな〜

あーもう最強の顔が涙でぐしょぐしょだよ、···うけんね写真撮りたい(着々とクズに近づいてきてる)


『ぱーぱ、いつまで泣いてんの』

五条「ウッA···パパから離れていかないで〜」

夏油「ここまで泣かれるとさすがに私の涙も引っ込むね」

家入「マジか、お前ら血も涙もないただのクズだと思ってたわ」

夏油「ちょっと聞きたいんだけど、私硝子に何かしたかな???」


最後まで喧嘩するなよな、見てて面白いけどさ

······でも、これでこの見慣れた喧嘩も最後だと思うと俺も寂しい気がする


『パパ俺さ、』

五条「グスッん?」

『絶対1番になって帰ってくるから』

『だから泣かないで俺たちの事待っててよ、ね?』


···ちょっと、かっこつけすぎちゃったかも


五条「俺の息子最高すぎない??え??嘘でしょ??」


いやそんな早く涙引っ込むことある???


家入「立ち直り早くてドン引きする、演技?演技だったのか?」

夏油「中身中学生思春期の悟にそんな高度な技術できるわけが無いよ硝子」

五条「お前らマジ黙っとけ???」


::


五条「A、恵」

『はーい』

恵「はい」

五条「······行ってらっしゃい!」

夏油「ちゃんと勉強もするんだよ」

家入「大きな怪我はすんなよ、私にイタリア行く暇なんてないからな」

伏黒「元気でな」


俺たちは、

母国を離れて1番になりに行く

絶対に、諦めたりなんかしてやらない


恵「『っ行ってきます!!!』」



__五条A、伏黒恵。小学3年生にして日本からイタリアへ出国

#5「せめてもの願いを込めた家だよ」→←#3『パパの子だし当たり前じゃん?』



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一条夜半(プロフ) - おっおっ面白い!これからが楽しみ! (5月23日 23時) (レス) id: 1d0e18cd61 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホシチョルのおんな | 作成日時:2023年5月23日 22時

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