おむかえ【HM】 (ページ8)

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北『樹～！帰るぞ起きろ～』

樹｢ん～～｣

そろそろ終電の時間だ。

樹が寝たあとはずっと北斗くんと喋ってた。

北斗くんは意外にも喋りやすくて、気を使わないでいられた。
途中にちょこちょこボケたりするし、、笑

見た目だけで怖そうって思ってたけど全然。

会計を済ませて、3人で駅に向かう。

樹｢2人でなに喋ってたの？｣

北『なんでもいいだろ別に～』

あ｢大した話してないよね、｣

樹｢え、お前らそういうの良くないぞ、教えろよ！！！｣

北『お前がAちゃん呼び出したくせに爆睡するのが悪い』

樹｢それは･･･ごめん、また3人で飲も｣

ちょっと落ち込む樹

それを見て『そうだな、次は寝るなよ』ってちょっといたずらっぽく笑う北斗くん

微笑ましい。

今日はじめて3人で集まったのにこんなに楽しくって

私のひとつの居場所が増えた気がした。

そして北斗くんの魅力に気づいてしまった私。

1人名残惜しくなりながら2人と反対の電車に乗り込む。