自分の存在意義【WEST】 (ページ33)

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赤side

赤「なぁ、はまちゃん」

紫「ん？」

赤「A知らへん？」

紫「さっきかみちゃんと一緒にかみちゃんの部屋行ってたで」

赤「そっか。さんきゅ」

はまちゃんとAが帰ってきて

何が起こったのかもなんでAとかみちゃんが

一緒に部屋に行ったのかもなんとなく分かった。

赤「あ、はまちゃん」

紫「ん？」

赤「ちょっといい？」

紫「ん？おう」

はまちゃんを俺の部屋に連れていった

紫「どないしたん？」

なんて言いながら俺のベットに座るはまちゃん

赤「なんかあったやろ？」

紫「何が？」

赤「帰ってくる途中誰かに付けられてたんやろ？」

紫「まあ、な。」

赤「もしかして……Aの“もう1つの顔”見てしもーた？」

紫「たまたまな。2人居って路地に左右に別れて俺の相手はすぐに倒せれたんやけど、別れたところに終わったら集合ってなってたんやけどいつもならすぐに来るAがなかなかこーへんからなんかあったやろかって思って見に行ったら…」

赤「ちょうどAが相手に薬を射し込んで、その薬が効いてきたってところか」

紫「おん。」

赤「驚いたやろ？あんなサイコパスみたいな笑顔で悲惨な殺し方してるAの姿に。」

紫「まあ多少はな。でも前の時に暴れたA見たし拷問やってるからそこまで驚かへんかったけど、」

紫「あの時のAの笑顔がゾクッとしたってぐらいかな。」

赤「だろうな。かなり怖いやろ？Aの目が笑ってない笑顔って」

紫「おん。いつも笑顔が可愛いから目が笑ってへんかったらあんな怖いんやって思った」

赤「ノゾムが見たら絶対Aの笑顔が怖なるなw」

紫「いや、みんなやろwアキトもジュンタもリュウセイも怖がると思うで」

白「2人してそんなに怖い怖いって失礼すぎやろ。」

紫「うおっ！びっくりしたー！」

白「あ、ごめんごめんw」

あ、目笑ってへん

紫「なぁ、その笑顔辞めてwホンマに怖いから」

白「あはははっwwごめんごめんw」

あ、いつもの可愛い笑顔に戻った

ちゃんと目笑ってる

A演技上手いから簡単に誰でも騙せるんよなぁ

まあ、俺とかみちゃんは騙せへんけど

紫「なぁ、なんでシゲもかみちゃんもAのちょっとした事でも気づくん？謎なんやけど」

赤「まあ、ずっと一緒に居ったし初めはお互いの顔色を見ながら話してたからな」