自分の存在意義【WEST】 (ページ5)

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赤side

みんなでゲームしててAが起きてきたと思ったら

Aはこっちに来ずに離れたダイニングテーブルに座って

パソコンで作業をしていた。

かみちゃんがAの所に行って

少し気になり、見てたら何か楽しそうな会話をしてて

笑顔のAを見て笑ってるかみちゃんに

ほんの少しだけ嫉妬して目を背けた。

でもやっぱりAが気になって見たら

今度はかみちゃんがAになんか教えてて、

あれが俺だったらなぁなんて思ったけど

かみちゃんだから教えれることだから

何も言えなかった。

最近他のみんなとも仲良くし始めて嬉しいと思う。

多分。

他のメンバーと仲良くなり始めたのも

ほんとについ最近のことだ

特にノゾムなんてそうだ。

少し、ノゾムが入ってきた時のことを話そう。

ノゾムが入ってきたのは、つい最近のことだ。

いつも通りに、俺ら7人は敵の組のアジトに忍び込み

全員殺した後いつものように帰ろうとしていた時だった。

車に銃を入れている時に後ろからドサッという音がした

その音を全員聞いていてみんなで音の方を見たら

青年が俺らのことを見て、驚いた顔で

尻もちをついていた

その青年を見た瞬間Aが青年に銃を向けた。

俺は咄嗟にその銃を奪い撃つのを止めた

その青年に近づいて目の前でしゃがみこんだ

赤「なぁ、君どこから来たん？」

桃「…み、道に迷って、、ち、近くを通ったら、変な音が聞こえたから、、」

怯えた声でそう言った青年

赤「君、家族は？」

桃「へ？」

赤「家族。居らへんの？」

桃「…い、居ました。昨日まで。」

と言った青年の顔が絶望した顔だった

赤「誰かに殺されたん？」

桃「は、はい。お、親が借金抱えててお、お金が払えなくて、、そ、組織の人に。」

赤「名前はなんて言うん？」

桃「…た、確か、、××組織、だったと思います。」

赤「へぇー、その組織のアジトここやで？」

そう言って、ついさっきまで居たビルを指す

桃「え？」

赤「その組織はもう居らへん。俺らが全員残さず殺したからなぁ。」

といえば、顔が青ざめた

赤「大丈夫やw君は殺さへんわw」

殺されるというのが伝わってきたから笑って返した。

赤「なぁ、君には家はあるん？」

桃「…無い、です。」

赤「ほな、俺らの所に来るか？」

白「ちょ！ダイキ何言ってんの？！」