犯罪者の君と色のない私。【西畑大吾】

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『はぁ、はぁ、はぁ』

大吾「わりぃ、わりぃw」

『全然悪いと思ってないでしょ』

大吾「まあ、いいじゃん。気持ちよかったんだし」

『そういう問題じゃない。』

大吾「あ、もしかして、、初めてだったとか？」

『当たり前でしょ。今まで付き合ったこともないのに』

大吾「初めてがこんな上手い人で良かったじゃん
しかもイケメンに抱かれるとか」

『自分で言うな。ばーか』

そう言ったらいきなり腰振り出すから

『あっ！あっ！、、大吾！』

大吾「俺まだイってねーから」

そう言って大吾の気が済むまでその日は

朝まで抱かれた。


目が覚めたのは昼過ぎだった。

横を見たら可愛い寝顔があり

『寝顔可愛いとか罪じゃん。』(ｺｿｯ)

そんなことを無意識に言っていた

大吾「何が罪なの？」(ﾆｺｯ)

いつの間にか目を覚ました大吾にそう聞かれた

『なんでもない。』

大吾に背を向けた。

大吾「あっそー。」

そう言って後ろから抱きついてきた

『…何してんの。』

大吾「後ろから抱きついてんの。」

『離れてよ。』

大吾「離れてねーよ。お前がどんなに辛くても逃げ出しても俺はお前から離れたりなんかしないし、離したりなんかしねーから。」

『……何言い出すのかと思ったらそんなこと。』

大吾「お前は俺から離れたりしねーよな？」

『ｯ、、さあね。』

大吾「まあ、お前は俺から離れたりなんか出来ねーけどな。」

『分かってんなら聞くなよ。』

大吾「今日はやけに強がってんじゃん」

『黙れ。チビ』

大吾「お前、殺されてーの？」

『殺せないくせに。』

大吾「殺す時は殺すよ。どんな相手でもな。」

『体の関係持っちゃったのに？』

大吾「今は、だろ？お前が俺から離れようとしたらその時は遠慮なく殺すから。覚悟しとけよ」

そう言って起き上がってどこかに行った

少したって私も起き上がってソファーに

座って何気なくテレビをつけた。

この2日間今まで1度もニュースを見たことがない

いつもお笑い番組などばかりだった

何となく気になってニュースを見てみた。

ｱﾅｳﾝｻｰ『2日前から大阪府○✕町に住む七瀬Aさん(16)が家に帰ってこないと両親から警察に捜索届けが出されました。』

『…え？』

そこには私の学校と私の中学の卒アルの写真が載った

大吾「めちゃめちゃ作り笑いじゃんww
目笑ってねーしw」

と後ろから笑ってテレビを見てる大吾

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