検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:53,870 hit

# 4 ページ4

大吾がキッチンにいる間に

部屋の中を見ることにした。

私が居る部屋はこんな感じだ。



こんな感じだ。

私は今、ソファーに座っている。

大吾「はい。出来たよ」

そう言って机の上に、置かれた

2つのオムライス

『…美味しそう。』

無意識にそんなことを初めて思ったし

言ってしまった。

大吾「上手くできたから、早く食べな」(ニコッ)

『……いただきます。』

少し抵抗はあった。

誘拐犯が食事を与えたり

名前を言ったり大体誰もしないだろうと思う

もしかして、毒が混ぜられているのでは

無いのかとか、疑ってしまう。

なかなか食べない私を見た大吾が

大吾「大丈夫だよw毒なんか混ぜてへんwww」

初めて関西弁で喋ってるのを聞いた。

『あ、関西弁。』

大吾「そりゃ大阪生まれ大阪育ちやけ関西弁やろw」

『そっ、か。』

大吾「Aは関西弁やないな」

『うん。』

大吾「大阪生まれやないの?」

『生まれは広島で小5まで広島で育ってたから』

大吾「へぇ〜、でも広島弁喋らへんな」

『たまにしか言わへんよ。』

大吾「お、関西弁」

『5年も住んでたら関西弁なるよ』

大吾「標準語が強めやね」

『まあ。心開いてる人は関西弁と少し広島弁が混ざる。』

大吾「じゃ、俺に少し心開いてくれたんやなw
西畑嬉しいわwww」

『自分のこと名字で呼ぶ人初めて見たわ』

大吾「そう?普通やない?」

『まあ、いいや。』

大吾「はよ、食べ?冷めるで?」

『うん。』

大吾と少しだけ距離が縮んだ気がした。

学校よりも家よりも

ここにいる方が本当の姿を出せて

居心地が良かった。

# 5→←# 3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
150人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

023_m.y(プロフ) - にゅにっひさん» 大好きだなんて(///∇///)ゞ嬉しいです!!大変だけど次どんな感じにしたら面白いかな〜とか考えてる時が楽しいので楽しくやらせて頂いてます!一定に更新出来なくてすいませんm(_ _)m出来るだけ毎日更新できるよう頑張ります!! (2020年10月9日 1時) (レス) id: be4e12a7f1 (このIDを非表示/違反報告)
にゅにっひ - まさかの天皇…この作品大好きです!大変だとは思いますが、更新頑張ってください!! (2020年10月7日 18時) (レス) id: cfa9a2850c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆきの | 作成日時:2020年7月24日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。