検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:53,871 hit

# 20 ページ20

あの日から1ヶ月経った。

実は、1週間前から警察が

捜索を打ち切りにしたみたいだ。

理由を大吾に聞いても

答えてくれなかった。

自分の予想だけど、大吾のお父さんか祖父が

大吾が誘拐したと気づいて

捜索を打ち切りにしたのかなって思った。

この1ヶ月、私は1つ疑問に思ったことがあった。

大吾の名字が違うことだ。

大吾の祖父と父である

警視総監と警視監の名字は

『向井』

大吾の名字は

『西畑』

母の旧姓なのかなとも思った。

だから母方の祖父が勤めている総合病院の院長を

調べてみた。

その名字は『佐藤』だった。

じゃあ、誰の名字なんだろうと

疑問が更に謎になった。

そんな時に、小瀧が家に来た。

その日は大吾は用事があり夜遅くまで

居ない日だった。

小瀧「そろそろAちゃんが大吾と父親や母親の旧姓と名字が違うことに疑問を持ち始めたと思うから教えに来てあげたで」

なんて言っていた。

小瀧「その謎は、母親。」

『もしかして、、大吾の母親は違う人ってこと?』

小瀧「流石やなw」

小瀧「そう。大吾の母親は父親の愛人の間に生まれた子供」

『え、でも兄の康二は』

小瀧「兄の康二は父親も母親も警視監と総合病院の院長の娘」

『うん』

小瀧「でも、父親が不倫をしててな、それで出来たんやて。」

『でも、なんで?不倫相手の母親が育てれば、』

小瀧「そう思うやろ?でもな、あの母親が私の子供じゃなくても育てるって言って大吾を育てたみたいや」

『そうなんだ。』

小瀧「でも、大吾が小6の時母親が違うことを知った。父親とその大吾の産みの親が言い争ってるのを見たんやて。その頃疑問に持ち始めてたみたいやで、母親と顔も性格も似てないってことにそれでその父親の不倫相手を見た時顔が似てたんやて。」

『そっか。』

小瀧「その日から母親に何を言われても大吾「本当の母親じゃないくせに口出しすんなや」って母親に当たってたみたいやで」

『そうなんや。』

小瀧「なぁ、A」

『なに。』

小瀧「実はお前も大吾と一緒で産みの親が今の親と違うって知ってんとちゃうんか?」

『ッ…そんなこと』

大吾「だと思ったわ。」

『ッ大吾!』

大吾「俺の過去、そんなに知りたかったん?子猫ちゃん」(ニヤッ)

『ッ…。』

大吾「なんか喋れよ。」

『…。』

大吾「俺の過去知りたがるとか俺のこと大好きなんやなww」









その笑った顔は、

__あの時の顔と同じだった。

# 21→←# 19



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
150人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

023_m.y(プロフ) - にゅにっひさん» 大好きだなんて(///∇///)ゞ嬉しいです!!大変だけど次どんな感じにしたら面白いかな〜とか考えてる時が楽しいので楽しくやらせて頂いてます!一定に更新出来なくてすいませんm(_ _)m出来るだけ毎日更新できるよう頑張ります!! (2020年10月9日 1時) (レス) id: be4e12a7f1 (このIDを非表示/違反報告)
にゅにっひ - まさかの天皇…この作品大好きです!大変だとは思いますが、更新頑張ってください!! (2020年10月7日 18時) (レス) id: cfa9a2850c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆきの | 作成日時:2020年7月24日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。