犯罪者の君と色のない私。【西畑大吾】

# 19 ページ19

大吾「A」

『ん？』

大吾「なんか欲しいものない？」

『欲しいもの？』

大吾「うん。服とか靴とか雑貨物とか？」

『なんで？』

大吾「ちょっと大金が入ったからさ
出かけにでも行こうかなって」

『警察は大丈夫なの？』

大吾「うん。外に出てなかったでしょ？」

『まあ、そうだね。』

大吾「だから、どっか行こ？」

『2人で？』

大吾「流石に2人は俺車の免許持ってないし無理やな」

『誰が居るの？』

大吾「俺とAと大毅たち」

『流星くんも居る？』

大吾「居るで」

『本当に大丈夫なの？』

大吾「今からとかは無理やけど4週間後ぐらいかな？」

『そっか』

大吾「まあまあ警察が落ち着いてきてからやな」

『うん。分かった』

大吾「なんかさ、よくテレビで見る誘拐とかはさ
手錠つけて身動き取れなくしたり金目当てとかやん？」

『うん』

大吾「この場合どっちかって言うと保護よなw」

『だねww』

『まあ、大吾に保護されるなら幸せだよ』

大吾「一応、誘拐だからな？手錠つけて身動き取れなくしたろか？」

『いいよ。』

大吾「あ、いいんだ。」

『うん。今更身動き取れなくてもなんともないし？』

大吾「ふーん。じゃあ、手錠持ってくるわ」

そう言って大吾の部屋にいって

手錠を持ってきた大吾

大吾「ベット行け」

『は〜い』

ベットの上に座る

大吾「右手出して」

右手を出したら右手に手錠つけられて

もう片方に紐がついてて

その紐をベットの柵に固く結んでいた

大吾「これである程度は動ける」

『ある程度身動きはさせてくれるんだね』

大吾「まあな。」









大吾「これでお前は俺から一生離れられんな」(ﾆﾔｯ)

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