ツナの幼馴染みは不良の後輩 Ⅱ【REBORN】 (ページ10)

今日:35 hit、昨日:3 hit、合計:31,169 hit

正月合戦ページ10

ツ｢(秘策ってなんだろう····)｣

『こまが回り終わるのを待つより、すぐ決着がつく方がいいですよね？』

｢そんな方法があるのか？嬢ちゃん｣

『まぁやったことないですけど』

こまから糸を瞬時に引いた。相手も見様見真似でこまを回す。
フィールドは円型の中がくぼんでる器だ。私はこまを上側に行くように放った。
相手のこまは中心で回っているのに対し私のは上側からグルグルと下へ落ちていくように回っている。

｢嬢ちゃんのこまのスピードが早っくなったぞ！｣

私のこまは器の中心に差しかかった瞬間、相手のこまに急接近して吹き飛ばした。

｢おぉお！｣

『私の勝ちです』

リ｢これで21対3だぞ｣

ツ｢凄いよA！これで少し近づけた｣

『このまま点とっていこツナくん』

何とか－を脱した。
だがしかし、その後の勝負で負けの連続。またマイナスに戻ってしまった。

ツ｢あーどうしよー！このままじゃ1億円借金だー!!｣

ﾃﾞｨ｢考えてみたら大人対子供だ。ハンデやってもいいぜ｣

リ｢それもそうだな。
かったりーから今までの全部チャラで次で勝った方が優勝な。その代わり負けたら10億払えよ｣

ツ｢こらリボーン！無茶言うなよ！｣

ﾃﾞｨ｢仕方ねーよ。言い出したら聞かねーもんな｣

ツ｢認めちゃうんですかー!?｣

リ｢最後の勝負はファミリー全員参加の餅つきすんぞ。オレに美味いあんこもち食わせた方の勝ちだ｣

獄｢10代目！ここらで一発逆転といきましょう！｣

ツ｢(そっか、イタリア育ちのディーノさん達はもちの作り方を知らないんだ。これなら本当に勝てるかも)｣

京｢ハルちゃんAちゃん、私達も頑張ろうね｣

ハ｢はい！しっかりあんこ作りますよ〜｣

『やるぞー』

＿＿＿＿＿

リ｢終了だぞ。食い比べるからもってこい｣

ﾃﾞｨ｢オレ達の知識じゃあこれが限界だ｣

リ｢バサバサしてまずいな。次はボンゴレだぞ｣

ツナくんがもちの入った箱を開けた。
途中からビアンキさんが参加したんだ。ごめんツナくん。先に謝っとくよ。

ツ｢ポイズンクッキングー!!?｣

ﾃﾞｨ｢食うのかリボーン!?｣

リ｢すぴーーーくぴぴぴーーーー｣

ツ｢かつてないほど寝たー！｣

ビ｢仕方ないわね。あなた達で確かめなさい。
さぁ遠慮せずに｣

ツ｢いらないよー！｣

ﾃﾞｨ｢来んなー！｣

両代表逃亡によって勝敗決まらず正月合戦は終わった。