ツナの幼馴染みは不良の後輩 Ⅱ【REBORN】 (ページ44)

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ショバ代ページ44

『･･･せぇんふぁい(せんぱい)』

雲｢5万｣

ツ｢ヒバリさんー！？
まさかショバ代って風紀委員に･･･！？｣

雲｢活動費だよ。払えないなら、屋台を潰す｣

ツ｢(実際に潰されてるー！)｣

うっわひっでぇ･･･隣の屋台が風紀委員に潰されていく。

並盛中の風紀委員ってやっぱ不良だ。あまりの光景にチョコバナナ落としそうになっちゃったじゃないか。

ショバ代を確認し終えた先輩にチョコバナナを食べながら話しかけた。

『流石に潰すまでは、ふぃどいでふよ(ひどいですよ)』

雲｢喋るなら途中で食べないでくれる？｣

『いや、初めて食べたもんで美味しくて』

雲｢そうなの？｣

『そうです』

雲｢ふーん｣

話すことが無くなったから先輩と別れて屋台に戻ろう。

雲｢ねぇ暇なら手伝ってよ｣

『私、不良じゃないんで嫌です』

＿＿＿＿＿＿＿

屋台に戻るとツナくん一人だった。

『あれ、みんなは？』

ツ｢山本はボール当てに獄寺君はトイレに行ったよ｣

『だいぶ売れたみたいだね』

ツ｢大人イーピンに助言もらってね。そのおかげで京子ちゃんと花火見れそうなんだ！｣

『良かったね』

幼馴染みの一途な恋が微笑ましく感じる。

『もう一個貰おっかな』

ツ｢あいよ。チョコバナナ好きだったんだね｣

『気に入った』

お金を払おうとした時、子供がお金が入った箱を奪ってった。

ツ｢うっ売り上げが！あの子が噂のひったくり犯！？｣

ひったくり犯を追おうとしたが、なにぶん浴衣で走りにくい。

先にツナくんが行ってしまった。

『こうなったら着崩れしていいや』

浴衣の足の部分を少しずらして、走りやすくした。