ツナの幼馴染みは不良の後輩 Ⅱ【REBORN】 (ページ19)

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ハンバーーグページ19

『で、出来ました！』

草｢上出来です｣

『草壁さんの教え方が上手いんですよ！初めて綺麗に作れました。美味しそ·····』

短針は12時を指しており昼食には丁度いい時間。

草｢時間もいい時間なんで、運びましょうか｣

『分かりました』

お盆を持ち最初いた客間へと運んだ。
持ってきた昼食を机に並べていく。

客間には先輩の姿はなかったが、ハンバーグの匂いを嗅ぎつけてか廊下の奥から歩いて来た。

雲｢ハンバーグ····｣

『出来たてですよ。早く食べましょ』

机の横側に草壁さんで私の向かい側に先輩の並びで座った。合掌して食べ始める。

·······うっま···。

『うっま·····』

思わず声に出てしまった。

草｢初めてにしては上出来ですよ｣

『何度も言いますが、草壁さんの教え方が上手いんですよ』

草｢ありがとうございます｣

黙々と食べる先輩。意外と大食いなのか早食いなのかもう食べ終わりそうだ。

その様子を見てると何だか子供みたい。本当にハンバーグ好物なんだ。

『先輩どうですか？上手くできてますか？』

どうやら食べ終わったようで箸を置いた。

雲｢まぁまぁだね。副委員長の方が美味しい｣

『そりゃ草壁さんには負けますよ』

でも、全部食べたってことはそれなりに美味しかったってことか？そんな事言ったら｢ハンバーグが可哀想だから｣って先輩なら言いそうだけど。

『いつか先輩に美味いと言わせてやりますから』

雲｢そう、待ってるよ｣

そうと決まれば草壁さん料理教室また開いてもらお。