ちゅーや君と私 ページ28
入った探偵社には独歩君は居なかったらしく、あっくんに「えっと・・・どうしたのかな?」と苦笑いで言われた。
私は
「さっきね、綺麗なお姉さんに連れて行かれかけたんだよー。だから帰ってきたんだけど。」
気づかれていないのも知らないでいつも通りに話す。
すると後ろから
「ねぇ、待ってよ!変なことしないからさ、お姉さんと一緒に行こ?ママも待ってるよ?君のママに頼まれたんだ!」
大分、苦しいことを言っていた。
私は
「いや、あなたのことは知りませんし私には、母はいません。そもそも母は見ず知らずの人に私を託すような人じゃないので。」
きっぱりと言ってやった。そして、
「例えばなんですけど、最近子供の誘拐事件が多いですよね?あなたのように綺麗な女性であれば、優しく言葉掛けをしたら子供はすぐついていくんじゃないでしょうか。ねぇ?笠田 恵さん?」
私がそういうと、奥に座っていた乱歩さんが
「さっすがAちゃん!正解だよ。君だろ?誘拐事件の犯人は。確か依頼が来ていたはずだよ?ね、敦くん?」
乱歩さんのお陰で彼女は捕まったし、私が私だということがわかったらしい。
訳をあっくんに話し、治くんを待とうとソファに座った時、中也君が呻き声をあげ、体から煙を出して戻りました。幸い元の服を持ってきていたので、それに着替えて中也君はさっさと帰って行った。
ちょっと待って!私は???????
数分後に独歩君と治くんが帰ってきてわけを話している途中に結局戻った。
原因としては治くんが中也君への嫌がらせとして置いていたが誤って私も飲んでしまってこうなったという。
独歩君と与謝野女医に怒られてました。
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いやー、長かった!予想以上に長くなりました。すいません!
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作者名:歩実 | 作成日時:2016年11月21日 1時