社長と魔法使いさんのお話3 ページ23
太宰さんはむくれながら玲央さんにちょっかいを出していたが玲央さんの
「黙れ」
の一言で黙った。
すると社長室からガタガタともの音が聞こえ声が聞こえてきた。
「ぎゃあああ!!!!!!!!こっちに来るな!!!!!!!!福沢ぁぁぁあああ!!!!!!!!」
「無言でこっちに来るな!怖い!・・・ちょっ玲央!!怜央!!!」
「猫!猫やるから落ち着け!」
「・・・お前が落ち着け」
主に、梨木さんの声だけど。
その声を聞いた後にすぐに玲央さんの方を向くと何やら携帯を操作してます。
「何してるんですか?」
と聞くと
「Aに今のを送っている。まぁ気づかないだろうがな。」
玲央さんに
「この距離で取れたんですか?」
とまた尋ねると、
「嗚呼、師匠のポケットに入れてある。」
と言われました。
真逆太宰さんと同類・・・!!!
なんとも言えない空気が流れる。
さっきまで口をミッ〇ィーにしていた太宰さんが
「いいことしてるじゃないか!」
と寄ってきた。
「Aちゃんと国木田くん、社長と梨木さん、これで二組出来たねぇ!玲央くんはいるのかい?・・・いないのなら私とかどうかな?」
なんと!太宰さん・・・そういう事でしたか!
なら僕は離れとこうかな。
そう思いその場から去ろうとすると、
「お前は顔はいいのだからそんなに急ぐことじゃ無いだろ。茶化すな。」
えええええええええ!!!!!!!!
ちょっと玲央さん!!!!!!!!
太宰「そんなの分かってるよ!!!・・・ちょっと入水してくる!」
そういい太宰さんは出て行った。
僕は玲央さんに
「玲央さん、流石に今のは僕でもわかりしたよ。」
と言うと
「は?何がだよ。」
と返されました。
太宰さん、手強いですよ・・・。
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作者名:歩実 | 作成日時:2016年11月21日 1時