ライオンさんがストーカーです

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よりによって一番苦手なテテグッズの執拗な嫌がらせが続く毎日






そんな日々に疲労がたまり


今日もストーカーに後をつけられながら


帰路に着いた











しかし今日はストーカーの動きがいつもと違う












必要以上に距離を詰められている気がする











(ヤバい…)






家まであと数百メートルというところで


いよいよ焦りを感じ走った


自宅めがけてそれはもう必死で







ガシッ





「待って」




(ホソク…？)




そんな私の努力もむなしく



ストーカーらしき男に肩を掴まれた



のだが…






声がホソクに似ていた



彼の声は決して聞き逃さない



何をしていてもふと気づけばホソクのパートで曲を意識している





間違いないホソクだ！





でも万が一これがホソクであってもホソクでなくてもすることはただ１つ




自宅に招こう(強制的に連れて行く)




幸い自宅はもう数メートルまで迫っていた




(ホソクでありますように)


そう願いながら


「来て」


私の方に乗る


ストーカーもしくはホソクの腕を掴み


自宅へ向かった

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