SOS ページ23
【主視点】
『ん……』
目を覚ますと白い天井が視界に写った。
体を起こし周囲を見渡す。
病院のベッド？だと思われるが、カーテンで囲われてるため周りの状況を把握することが出来なかった。
『痛っ…』
頭に痛みが発したのでそっと触ってみると、がっちり包帯が巻かれていた。
『つい最近も包帯頭に巻いたんだけどな…w』
地面に足を付き、カーテンを開ける。
すると私の隣のベッドには紫雲さんが寝ており、そこに全員様々な形で寄りかかって寝ていた。
『あの人ら仲良いんだな…』
紫雲さんの無事が確認できたため一安心。
歩こうとしするが頭が少しクラクラした。
もう少しベッドで大人しくしておこう…
もう一度腰を下ろしたとき
ｷﾞｼｯ
ベッドの音が鳴った。
鮫島「あ…」
やらかしたー
『えっ…っと…』
私が固まっていると、緑の人はパシパシと他の人達を軽く叩いて起こした。
青崎「Aさん…だっ大丈夫？」
『大丈夫…です…』
なんだろうこの気まずい雰囲気…
仲向「Aさん起きたんだ！あぁ〜焦った〜」
赤木「いや〜僕達いなかったらやばかったねぇ〜w代わりになんかお礼してくれもいいんだよ？笑笑」
黄河「broooockお前見返り求めんなよww」
紫雲「Aさんと俺は少しの間入院だとさ。」
気まずい雰囲気は消えたが、紫雲さんの肩に巻かれた包帯を見ると罪悪感が推しおせて来る…
『あの…ごめんなさい…』
頭を下げる…
いくら男が嫌いだからといって謝らない訳には行かない…彼らは私を助けてくれたのだから…
仲向「…w」
黄河「お前笑い堪えれてないww」
『？』
青崎「なんでAさんが謝るの？ww」
『いや…私のせいで怪我を…』
鮫島「お前のせいって言うよりかはあいつらのせいだろ。」
紫雲「あいつらAさんのこと知ってそうだったけど、一体なんだったんだ？」
『別に言わなくてもいいじゃん…』
そう…これは言わなくてもいいこと。
これは私がどうにかしないと…私が変わらないとダメな問題なんだ…。
ふわり…
『？』
突然の温もりが私を覆った。
仲向「ごめん…見てられなくて…」
その時初めて私は自分が涙を流してるのに気がついた
青崎「あんなことがあったあとだ…怖いに決まってるよ…笑」
仲向「Aさんが俺のことが嫌いでも、こんな風に泣く子をほおっておけない…」
それでも私は信じることはできない…
赤木「僕らに助けを求めてもいいんだよ？w」
でも…それでも…
『助けて…』
−−−−
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ちば(プロフ) - ホホ。さん» コメントありがとうございます！なんて嬉しいお言葉(泣)学校始まったので更新して行きたいと思います！！ (2022年4月8日 7時) (
レス) id: 152b9559d5 (このIDを非表示/違反報告)
ホホ。 - コメント失礼します！この作品すごく好きです‼更新頑張ってください‼ (2022年3月31日 13時) (レス) id: c8edcf3e17 (このIDを非表示/違反報告)
ちば(プロフ) - たこ焼きさん» むはっ！！コメントありがとうございます(泣)これからも白尾学園生活を楽しんでるならいいやくださいな！！ (2021年12月26日 14時) (レス) id: 152b9559d5 (このIDを非表示/違反報告)
たこ焼き - ｯｽｰ...神すぎてこの世界線に行ってる気になれる！！！ (2021年12月25日 22時) (レス) @page24 id: 508c9e96c0 (このIDを非表示/違反報告)
ちば(プロフ) - ち一ずしゃんさん» └(└ 'ω')┘!!ｷﾞｭｵｵｵｵｵｵﾝ!!!!ありがとうございます！！ (2021年10月27日 17時) (レス) id: 152b9559d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちば | 作成日時：2020年12月7日 18時
