上弦の壱弐参が育て人で師匠なんて小生は信じたくない【弐】

弐話：後藤さん達初登場 ページ13

しばらく歩いてると隠の人たちがやってきた。


『やって来たー！はいコレ炭治郎ね。毎度毎度お疲れ様です』

「生きてるか？」

『うん。失神か気絶だけど、女の子にかかと落としくらってたから多分気絶。』

「女の子？」

「胡蝶様の継子様のことよ。きっと」


目の前の隠は男一人と女一人だった。



男性の隠に男性を渡し、歩いて下山した。



『道、よく覚えてますね』

「貴方、遭難してた？」

『山と小生は相性が悪いみたいです。』

「確か名前が…」

『黒磨座 鬼鬼(こくまざ きき)です！』

「珍しい名前よね」


珍しい名前よねって、褒められてるのか貶されてるのかわかんないよね。



『あっ！そーだ！善逸と伊之助は？』

「誰だそりゃ」

『金髪の男の子と、猪の頭被った男の子！！』

「ああ。多分、他の隠が相手してるな。
恐らくだが、蝶屋敷に行くと思うぞ。」

『蝶屋敷？』

「胡蝶様たちがいる御屋敷のことよ。
怪我をした隊員がよく行くの。
そう軽いものではないけど、貴方が知ってそうなものに例えるのなら"藤の花の家紋の家"ね。」

『へー( ˙▿˙ )
さっきっから言ってる胡蝶様ってのは、頭に蝶乗っけてた女の人？』

「そんなこと言ったら失礼だろ！間違ってはいないが！！」

「柱！！怖いのよ！」

『マジか』


だから嫌われるんですよ？って言ってた人と、俺は嫌われてない。って言ってた人が多分柱なんだろうけど…


めっちゃ怖くないよね。

仲良さそう


☆後藤さん登場です＿＿＿＿＿＿

参話：鬼の呼吸の件について→←壱話：逃げろ禰豆子

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