上弦の壱弐参が育て人で師匠なんて小生は信じたくない

伍話：鬼か鬼ではないか ページ49

累父に投げられ、今落下している。

着地が出来ないため、猛烈に困っている。


累姉「っ！？危ない！！」


その声と共に、白い繭？のようなものの上に着地した。


『累くんのお姉さん！無事だったのですね！！』

累姉「えぇ。無事よ！なんで上から…」

「ねぇ」


冷たく重たい声が響いた

累「まだ話は終わって…」

『あっ累くん』

累「なんで上から落ちてくることになったの？」

『累くんのお父さんに投げられたんだ。
けどきっと事情があるんだよ！！』

累「どうしたの？」

『累くんのお父さんのことをね、炭治郎は鬼って言うんだ！』

累・累姉「「っ？！？！」」




累姉「まさか私達のこと鬼だと思ってないでしょうね！！」


肩をガシッと掴まれながら問いかけられた。


累姉「私達のこと鬼だと思ってないか聞いているの！！」


『お、思ってないよ！！』

手を振り払いながら言った。

一体どうしたというのか。


累「姉さん？何してるの？」

累姉「っ違うの！ごめんね累！！」

累「謝るのは僕じゃないでしょ」

累姉「ごめんね鬼鬼ちゃん！！痛かったでしょ？怖かったでしょ？」

『ビックリしたけど、平気だよ。

それよりも炭治郎が言ってた累のお父さんが鬼。

その事がね心配なんだけど…もしかしたら、元からここにいた鬼に何かされて鬼化しちゃったとか無いかな？』


累「僕のお父さんは平気だよ。
僕達の家族や僕自身、鬼じゃないし鬼鬼ちゃんの味方だから安心してね。」


『うん』


☆鬼とは何か＿＿＿＿＿＿＿

陸話：誰が人間で誰が鬼→←肆話：累父

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