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弐ぜよ:辛いのだー! ページ37

(!!)


今までの空気とは何か違う。

ドスンとした、重い空気。

とても血臭く、辺りは赤く。



(まさか)



「また鬼狩りか」


低く、野太い"鬼"の声だった


静かに刀を構え、鬼の方へ向けた。



「今、ヒョロい弱っちい鬼狩りを喰い終わったところだよ。
今まで俺を殺そうとしてきた鬼狩りの中では、強かったぞ。
まぁ世間的には弱っちいけどな」


(食った?
まさか海驢召くんを?)


「なんだその絶望したような顔は」

『今…喰い終わったのは…小豆色のした羽織の人か…?』

「ああ。コイツの血の色と同じでな。

ところで、声が震えてるが初めての任務か?」

『初任務はもっと優しいものにして欲しいものだな…』

「俺と戦って最長で何分で死んだか教えてやろうか?」

(分?時間ではないのか…?)



手で数字を表しながら言った。



「四分だ」


不気味な笑みを浮かべこちらをじっと見ている。



『…であれば…小生は…五分で』

『貴様の首を飛ばしてやる…!!』


「できるかぁ?」




そう言って小生の右耳の真横に矢を刺してきた。


「ほら交わせない」


(いけない!何のために童磨殿や猗窩座殿に呼吸を教えて貰ったんだ)


刀を引いて鬼へ向かっていった。



「一直線で来るなんて馬鹿だな」

矢を真っ直ぐ放ってきた。



『っ!!』

飛んでギリギリ交わせたというものだ。


(弐の型を教えて貰っていて良かった…)


「一つ交わして安心しているのであれば愚かだな。
飛んだらその分好きが沢山できるのだぞ?」


(二発連続とか行けるのかよっ!!)


『全集中 弐の型 氷柱(噛むか噛まないかギリギリな早口)』


(やった!)


上手く矢に命中した。



☆分かりずらかったらすいません_____

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設定タグ:鬼滅の刃 , 上弦の鬼 , 鬼殺隊   
作品ジャンル:ギャグ
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みらたし(プロフ) - 0-0=3さん» 急に思いついたんですよね(笑) (2019年11月27日 22時) (レス) id: 6048f2e9d7 (このIDを非表示/違反報告)
0-0=3 - しょっぱなからのステゴサウルスは(笑)アザす! (2019年11月27日 20時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
みらたし(プロフ) - おっむさん» 恐竜には詳しくなくて… (2019年11月4日 11時) (レス) id: 6048f2e9d7 (このIDを非表示/違反報告)
おっむ - 捨て子サウルス………? (2019年11月4日 2時) (レス) id: cbaa155769 (このIDを非表示/違反報告)
みらたし(プロフ) - ゆきなさん» 裁判の時どうしましょー!助けてっ村田さん!(笑)これからも頑張って行きますので、よろしくお願いします! (2019年10月23日 19時) (レス) id: 6048f2e9d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:隣の佐々木 | 作成日時:2019年8月27日 10時

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