knmc 裏切られてみた . ページ7
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『ふう……っ』
「練習、お疲れ様です。これどうぞ。」
「刀也くん。ん、ありがとう、もらっとくね?」
私は剣道部に所属している高校生。それと同時に、同期である剣持刀也くんの友達だ。私的には仲が良いと思っており、いい友達を持ったと思っている。
ある日、私はとある剣道の大会で決勝まで上り詰めた。
あとは一勝。
刀也くんは私の剣道に対する思いは知っていて、一度もタイトルをとったことないことも知っている。
だから応援してくれる、って、そう思っていた。
「はじめ!!」
馴染んだ声が聞こえたとたん、私は礼をし、剣をかまえた。
すると相手は、まるで私の動きを知っているかのように動き始めた。
『っ!』
そして相手に隙を付かれたまま私は試合に負けた。
その時間は流れが速く、意識がないようだった。
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『………』
「……お疲れさまです。」
『刀也くん。わざわざありがとう。』
試合後、刀也くんが私のところまで挨拶に来てくれた。
刀也くんはなにやら黙り込んでいる様子だったが、急にぽつり、ぽつりと口を開きはじめた。
「…試合中、なんだかおかしくなかったですか?」
『……え…?』
「…相手に動きを読まれているだとか。」
『!………なん…で?』
刀也くんは私を見て、真剣なカオで話し始めた。
「だってあれ、僕がやりましたから。」
『……へ…………?』
「貴方の負けたときにする歪んだカオ……とても好きなんですよ。僕。だから……相手の方にAさんの作戦を教えてたんです。」
「ふふ、今回の試合のAさんのカオもよかったですよ。絶望に満ちたカオしてました。」
私はすらすらと話す彼を前に、呼吸を乱しながら床に倒れ込んだ。
「あははッ!そのカオ、そのカオですよ!!僕、そのカオが好きです!!!」
「もっと、もっともっともっっと見せてください…そのカオを!ッあっは!!ぁははッ!!」
そう言って、彼は狂ったように私を見つめていた。
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リクエスト待ってます。
ネタ提供よければ!
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うらミ(プロフ) - はくさん» わ〜ありがとうございます!!!🫶🫶めちゃくちゃ好きだなんて嬉しすぎます🥲🥲リクエスト、遅くなっちゃうと思うんですけど是非書かせてください!!リクエストありがとうございます🙌🙌 (12月9日 9時) (レス) id: 9b5c083bb3 (このIDを非表示/違反報告)
はく - 初コメ失礼します。他ではあまり見れない私が好きなタイプの小説でめちゃくちゃ好きです🫶🏻❤️リクエストなんですがysrでDV、skngでメンヘラってできますか…?リクエスト多くて申し訳ないです💦🙏🏻 (12月3日 18時) (レス) @page10 id: d0033d5547 (このIDを非表示/違反報告)
うらミ(プロフ) - 琥珀糖さん» わわ、ありがとうございます〜🥲🥲🥲是非書かせてください!!更新遅くなっちゃうんですけど、どうかお許しください😖💦 (9月9日 19時) (レス) id: 9b5c083bb3 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀糖 - 一度書いたら長くて収まらなかったのでこちらに書きました。リクエストなのですがaknでDVってできますでしょうか?もし宜しければ書いていただきたいです!これからも頑張ってください! (9月1日 18時) (レス) id: 5da24d6de1 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀糖 - 初コメ失礼します!初コメ失礼します!他の夢小説とかでは見れないライバーさん達を見れて嬉しいです! (9月1日 18時) (レス) @page8 id: 5da24d6de1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うらミ | 作成日時:2023年1月19日 17時