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今から私はあることをみんなの前で宣言しようと思う
絶対にみんなが反対することを。
それはというと……
「みなさん！ちゅうもーく！
私ピアス開けます！」
しーん…。
「ちょ？みなさん聞こえてました？
ピアス…丈「聞こえてるわ！」
じゃあ何か言ってや〜
開けていいやろ？」
丈「どうぞ？」
え……？どうぞ？？
パパとして(丈「誰がパパや！」)
1番反対すると思ってた人がどうぞだって？
「本気で言うてる？」
丈「本気やで？」
「みんなも？」
そう聞くとみんな返事の代わりにこくりと頷いていた
「ええー！？ほんまにあけるんで！？
なんでみんな反対せえへんの！？」
丈「反対とかの前に痛いん大嫌いなAがピアスという名の針を指すことが出来ると思ってへんもん」
西「注射するときやってめちゃくちゃ泣くやん
しかもピアス開けるのどこでするん？病院ちゃうやろ？」
「うん…お兄ちゃんにやってもらおうと…」
なんか私説教されてます？
いや説教までは想像できてたよ？
だけどこれはまた違う流れの説教なんやけど？
丈「末澤がするわけないやん」
「分からんやん…それはまだ…」
丈「ぜーったいせえへん
なんなら今楽屋おるやろうし聞いてくるか？」
イラッ
丈くんの挑発的な態度にすごくイライラした
「丈くんのバカ！！！知らん！！！
もういい！！いうた私がばかやった！！」
後ろから名前を呼ばれたのも無視して勢いよく楽屋を飛び出た
飛び出してきたもののスマホも財布も持ってきてないから外には出られずなるべく人が通らなさそうなところに隠れていた
でもそういう時に限って人って通るんだよなあ
正「A…？」
「よしくん？」
正「Aやん、どうしたん
こんなところで縮こまって」
「何でもない」
正「喧嘩でもした、、？」
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作者名：サタン | 作成日時：2020年4月15日 2時
