世界的スターの恋。 (ページ8)

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8　ベクside ページ8

ベク「う～～う～」

セフ「カイ、あれは何なんですか？」

カイ「あれは、らーさんに連絡してみたいけど勇気がなくてできないベッキョニの姿だよ」

シウ「お前ら…何回その話してんのよ笑」

スホ「ベク、あと3週間で少なくとも告白まで持っていかないと行けないんだ！

　今、もじもじなんかしてられないんだよ。一緒に歌おうとか、お話しましょうとか

　何でもいいから送ってみなよ！」

チャ「そうだよベクはいいよ、連絡先あるんだから。俺なんて交換できなかったんだよ」

ベク「ヤー！チャニョリはいいの！も～」

あの日から3日。流石に悩みすぎだろうか…でも、彼女に嫌われたくないんだ。

チェ「…良し！ほら、送っといてやったぞ笑」

ベク「は！？何て！？」

そこには、(お久しぶりです、らーさん。もしよければ今度何処かでかけませんか？)と

書かれていた。

ディ「あ、返事来た。」

EXO「！？」

らーさんからは、(いいですね！行ってみたいカフェがあるんです。もし宜しければ

そこでお話しませんか？)ときていた。

ベク「…やったー！」

そうして僕らの初デートがはじまった。

「ベクヒョンさん！」

ベク「！？」間違えるはずのない、たった数日で大好きになった声に名前を呼ばれる。

「お待たせしました！ごめんなさい、おそくなっ、て、？ベクヒョンさん？」

ベク「あ、いえ。今日も貴方という人は…本当に美しい。」

「！？そんなことないです。///それにベクヒョンさんのほうがよっぽどかっこいいです。」

ベク「何処までも謙虚な方ですね、笑」

白い生地に大きな水色の花の模様があしらわれているワンピースを着ているらーさん。

僕なんか、普通の黒スキニーにコート。中も普通のTシャツ。だけど…

「ベクヒョンさん！こっちです！ついてきてください！」

いつもは僕と同い年に見える彼女が年相応の笑顔をこちらに向けてくれた時

服装なんてどうでも良くなるんだ。

ベク「分かりました！ただ、あまり目立ってはいけません。」

「！すみません、そうでした。」

あぁ、沈んだ姿まで愛おしい。僕がこの人の彼氏だったら…

ベク「！？今、僕なんて…」

「ベクヒョンさん？着きましたよ？」

そう言われ、落ち着きを取り戻す。

ベク「らーさんの好きそうなお店ですね。さぁどうぞ？」

「はい！一目惚れです笑あ、ありがとうございます。」