世界的スターの恋。 (ページ6)

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「ベクヒョンさん…迷惑をおかけしてしまってすみません。」

そう言うと、ベク「へ…？」とまんまるな目で私を見つめてくる。

シウ「あはは！ベク、勘違いされてるよ？ちゃんと言わないから笑」

勘違い…？

ベク「あ～えっと…僕、シウミンヒョンみたいにお酒強くないからあんなふうに助けられないから

　せめて、声をかけるべきだと思ったんだけど、やっぱりかっこ悪くなっちゃって…へへへ」

「確かに、シウミンさんのように助けるのはかっこいいと思います。

　だけど、ベクヒョンさんは私をあの場所から抜け出してくださいました。

　なので、お2人共とてもかっこいいです！」

そう言うと、耳が赤くなるベクヒョンさん。

ベク「…嫌だったんです。」

「へ？」

ベク「貴方の喉に傷がつくのは、弱いお酒ならともかく、あんな強いお酒を耐性もついていない

　そんなときに飲んでしまったら、体もですが、喉に傷がついてしまう。

　そしたら、貴方の歌声が変わってしまう。」

「あ…」そんなこと思いもしなかった。そこまで考えてくれたなんて…

チェ「らーさん。ベク、今日はじめてらーさんの歌声を聴いたんです。

　収録中はしっかりと対応をしていましたが、楽屋に残ってからも心ここにあらずって感じで…

　ベクは、はじめて女性の歌声に惚れたんです。」

ベク「ちょっと、チェン！恥ずかしいこと言わないでよ～」

「私も…です。」同じだった。

ベク「へ？」

「私も、今日のパフォーマンスで惚れました。笑」

ベク「あぁ、EXOにか…ありがとうございます！」

「いえ、あっもちろんEXOさんにも惚れましたが…

　目が離せなくなったんです。ベクヒョンさんから。」

ベク「…へ？」

チャ「えー！！！！」

シウ「なぁ、カイ。これは恋がはじまるんじゃないか？笑」

カイ「そうですね、ヒョン。始まると思います。」

スホ「え？2人とも、お互いのパフォーマンスに惚れたんじゃないの？恋なの？」

ディ「ヒョン、普通目が離せなくなったりかっこいいところを見せたいって思ったら恋なんだよ。」

これは……両思い？それとも…

？「……いやよ。ベクオッパは私のよ！」