世界的スターの恋。 (ページ5)

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「～♪」…ふぅ。

なんとか歌いきり、EXOの方々が感想を言ってくださっている。

あ…ベクヒョンさん？さっきまで隣に座ってて、怒ってるのかなと思っていたけど

一緒に歌いたいだなんて…最高の褒め言葉。

今度は、EXOの皆さんのパフォーマンス。

LOVE SHOTとTENPOという曲を披露されていた。

皆さん、とてもかっこいい…かっこいいんだけど…

なんでだろう。ベクヒョンさんにしか目がいかないのは…

なんか…自分がおかしくなったみたい。

その後、無事に収録を終えると…

P「あっらーちゃん！いたいた！」

「お疲れ様です！プロデューサーさん。」

P「今、皆にご飯行かないかって誘ってるんだ、皆OKであとらーちゃんだけで

　良ければ来ない？」

…正直このプロデューサーさんは得意ではない…だけど、ベクヒョンが頭によぎる。

来るのかな…？

「私、こないだ成人したばかりで、お酒飲んだことないんです…それでも良ければ…」

P「お！全然いいよ～！俺が教えてあげるよ～」

そう言って、腰に手をまわすプロデューサー。

…気持ち悪い。遠慮がちに手を離してもらい、梨絵さんに伝えてお店に行った。

そこには…

チャ「らーさん！？お疲れ様です！」

お疲れ様です、と挨拶をする。だけど、ベクヒョンさんはいなかった。

でも、チャニョルさんは楽しそうに私の話をしてくれるから、とても嬉しい。

P「らーちゃん、お酒は初めてなんだろ？これ、飲んでみな？」

「え、えっと…これですか？」あきらかに度数の強そうな怪しそうなピンク色のお酒。

P「ほら、甘くて美味しいよ？」

もう、飲むしかないと思い、グラスに口をつけようとした時。

シウ「お邪魔しまーす！」

ベク「遅れてすいませーん！」

待ち望んでいた人が来た。プロデューサーさんも上機嫌なようで2人をこちらに呼ぶ。

P「2人とも、らーちゃん、お酒初めてなんだよ！」

シウ「え？なのにそんな強いお酒なんですか？」

P「えー弱いよこれ笑」

シウミンさんとベクヒョンさんの目つきが変わった。

シウ「なら、僕がいただきますね！笑」

ベク「らーさんはこちらに来てください！」

そう言って、ベクヒョンさんに連れられて1番の端の席に座った。

シウミンさんも来てくださった。

「お2人共すいません…」

シウ「いえいえ、僕はお酒好きですし、はじめてであれを飲むと大変なことになりますから」

シウミンさんはそう言ってくださるがベクヒョンさんは下を向いたままだ。