世界的スターの恋。 (ページ11)

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顔をあげると、そこにはチャニョルさん、ディオさん、そしてベクヒョンさんがいた。

「なん…で…」

〇〇「は？誰だよお前ら笑いいところ邪魔しないでくれる？」

チャ「邪魔？笑」

ディ「邪魔なのはそっちだよ」

そう言うと、ディオさんとチャニョルさんは〇〇さん睨みつける。

ベク「…離して」

〇〇「はぁ？なんでどこの誰かもわからねぇ奴に指図されねぇといけねぇんだよ」

ベク「EXOのベクヒョンだ。…らーから離れろ。」

〇〇「へ～EXOってお前らのことか。てか、らーの同意のもとでやってるんだけど？な、らー？」

ベク「え…？」

ベクヒョンさんの顔が歪む。…もうやめてよ

「同意なんかしてません。怖くて声がうまく出なかったんです。」

そう言うと、ベクヒョンさんは〇〇さんの方に詰め寄った。

ベク「彼女がこう言っています。今すぐ離れてください。」

チャ「僕らは、暴力をふるいたくありません。」

〇〇「ぼ、暴力…分かったよ。離れるよ…」

腰にまわされていた手が離れた瞬間。ベクヒョンさんに抱き止められる。

〇〇「！？おい！お前もおんなじことしてるじゃねぇか！」

ベク「彼女は僕の大切な人です。大切な人を守るのは男の役目ですよ。」

こんなときに…こんなかっこいいこと言われたら…って

〇〇「ふーん笑EXOのベクヒョンの恋人が日本の宝のらーねぇ～笑」

ディ「何か？」

〇〇「え～分かんないの？この話題がマスコミに出たらどうなるのか。

　 2人共たたかれまくるんじゃない？

　お互いがお互いの国の宝に手を染めたわけなんだから笑」

ベク「それの何がいけないですか？」

〇〇「いや、だめでしょ笑」

ベク「僕らはモノじゃありません。自分の意思を持った人間です。

　僕らが誰と付き合おうが別れようが、自由なはずです。

　ファンの方も時間はかかると思いますが理解してくれるはずです。」

「…ベクヒョンさん。」

〇〇「あぁ、そうかよ。もういいよ、めんどくせぇ～」

〇〇さんはそういって部屋から出ていった。

ベク「らー、大丈夫？」

「はい…でもなぜEXOのみなさんがここに？」

チャ「僕らは、今から撮影があるんです。あとはベッキョニだけですが…

　あっそうだ！もしよければ、僕らの宿舎に遊びに来ませんか？」

ディ「チャニョル…もうそのつもりみたい笑」

ベク「らー！マネージャーさんに許可とったよ！ちょっと待っててね。すぐ終わらせる」

どうやらお邪魔することになったようです。