幼馴染で一番のしっかり者。【pkmn】

いとしの こうはい が あらわれた！ ページ6

＿ コーラル side ＿








「フシギバナ、ソーラービーム！！」


「ｯ…！カメックス、ハイドロカノン！！」


「………！」







リーフとグリーンは私が言った通りにバトルを繰り広げている。




先程のフシギバナのソーラービームで、
カメックスはかなり体力を消耗している。




カメックス…フシギバナ…ありがとうね……
後できのみあげようね…






「あっ！」




『えっ？……………ああああ！！！！』




「やっぱりコーラルさんだあっ！！！」




「えっ！？」「はっ！？」「…！？」






私の視界の先には、帽子を後ろ前に被った少年と
ボリューミーなキャスケットを被った少女、
そして赤髪の少年が居た。



………そう、私の愛しの後輩達。






『わ〜〜〜！！！久しぶり〜！
ヒビキくん、コトネちゃん、シルバーくん！』



「お久しぶりです！コーラルさん！！」



「コーラルさん〜！会いたかったです〜！！」



「………ど、どうも…」



『うわああ可愛い……カントーにいらっしゃい…！』



「………ヒビキ、コトネ、シルバー…また来たのかよ？」



「……ふふ、私達も先輩だよ？」



「…………」



「あっ、こんにちは！グリーンさん、リーフさん、レッドさん！」



「コーラルさんが可愛すぎて気付きませんでした！」



「……オレたちが何しようとアンタらには関係ないだろ」



「コイツ…ｯ」



「へえ、いい度胸だね？」



「………ｯ！」



『まあまあ……まあまあ……』







頼む、頼むからツッコませる隙をくれ。

なんか6人の間で火花が散ってる気がする、いや絶対散ってる。


突然、視界がぐらりと揺れた。





『わ、』



「コーラルはオレの物だぜ？お子様は出直しな！」




グリーンが私を抱き締めたのだ。



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