夜明けに詠う (ページ10)

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誕生日をどうにかしてお祝いしたいと、考えに考えた結果が手紙を送るということだった

クン哥、ルーカス、ルチアオンニ、ドヨンオッパ

長く書くと私だとバレそうだから、自分の中で5行で収まるようにと決めて。

SM 「手紙の差出人が、ルアだとバレてるよ」

「えっ、」

ドヨンオッパの誕生日当日の夜、先生から電話がかかってきて。

SM 「クンは、手紙が届いて直ぐに私のところに来ようとしてたみたいだね……ドヨンたちも、すぐ君だと気づいていたよ」

「……そ、そう、なんですか、」

まさか、私だとバレているなんて

しかも、手紙が届いてすぐに、？なんでだ、字でかな……

SM 「……ルアが会いたくないなら、手紙のやり取りでも良いんじゃないか？あの子たちは、どうにかして君との繋がりを切りたくないと思ってるはずだよ。」

「さすがに、ワガママだと思われませんか、？」

真実を知り、勢い余って韓国から出てきた。誰にも会いたくないと、私を知っている人がいない町に行きたいと、そう言ったのはわたしなのに

メンバーに会いたくないわけじゃない。むしろ、オーストリアに来てからは、皆に会いたい気持ちがどんどん大きくなってきてる

だけど、こんなに振り回しておいて、やっぱり会いたいだなんて。私なら、なんだコイツ、？って呆れてる

SM 「悩むなら、1度彼らに会いに行ってみると良い。もちろん、行くか行かないかは、君が決めなさい」

そう言われ、電話はプツンと切れた

その後すぐにマネージャーオンニからメッセージが来た

マネオンニ ‪˙ᵕ˙今月24日は東京での127のコンサート、29日はフィリピンでDREAMのコンサート。空けておいてね。ルアに会えるのを、楽しみにしてるから

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