海に溶ける ページ34
.
あの後、オンニからメッセージが届いた
ルチアオンニ ♡ごめん、エラが拗ねて勝手に切っちゃった😞
ルチアオンニ ♡エラは気にしないでいいよ…あんまりエラのためって考えないで、へチャンといつも通り接していいんだからね
ルチアオンニ ♡明日のサイン会頑張ってね〜今日もルアが1番好きだよ❕🤩
いつも通り送られてきたオンニからのメッセージに少しクスッとなったけど、やっぱりエラが心配で、よく眠れなかった
昨日の夜、エラにメールを送ったけれど、既読にならなくて。移動車の中でも、メイクをしてもらっている時も、エラとのトーク画面を開いては閉じてを繰り返していた
いつもならすぐ既読がついてたのに…
『あら〜、白いシャツも似合うのね〜メルちゃんは！』
「ふふ、そうですか？」
今日の衣装は真っ白なシャツに黒いズボンで。
『メル、お願いだから汚さないでね…』
「汚しませんよ〜多分…マッキーとか気をつけますね！」
オンニが汚さないでね！と何度も言っているのを聞きながらシズニの元に向かった
〇
サイン会も終盤になってきた
ずっと座りっぱなしだから疲れるけど、シズニと話せるから苦じゃない
私の両サイドにはユウタくんとテヨンオッパが座っていて、いまユウタくんの前にシズニが居るから私は待っているシズニと話したりしていた
「お、アニョハセヨ〜」
『アニョハセヨ！』
ユウタくんの前にいたシズニが私の前に来た
『私本当にメルちゃんが好きで、！』
「お、本当ですか？ありがとう〜嬉しい」
『ほんっとにずっと会いたくて！』
「うんうん、」
『やりたいことがあるんですけど、良いですか？』
「もちろん〜なんですか〜？」
シズニはカバンから何かを探しているようで、その間にサインを書き終わろうと下を向いていた
『待ってください、見つからなくて…』
「大丈夫ですよ〜ゆっくりね」
『お、ありました！』
カチューシャかな？そう思い前を向くと、シズニが何を持っているのかはよく見えなかったけど、さっきまで嬉しそうに笑っていたシズニの表情は、暗くて
『お前が悪いんだよ、天使様を怒らせるから』
次の瞬間、シズニは持っていた何かを私に振りかざした
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1127人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あいうちゃん(プロフ) - りささん» コメントありがとうございます‼️🫶🏻もっと楽しんでいただけるように頑張ります😤今後ともよろしくお願いします🥺 (12月12日 20時) (
レス) id: ff09d313e4 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - 毎日の投稿楽しみにしています！！これからも頑張ってください🙌🏻💗 (12月12日 19時) (レス) @page49 id: 9b3d34b887 (このIDを非表示/違反報告)
あいうちゃん(プロフ) - uluさん» コメントありがとうございます‼️わ〜んホントですか🥲嬉しいです❕😭もっと楽しんでいただけるように頑張ります❣️ (12月12日 6時) (レス) id: ff09d313e4 (このIDを非表示/違反報告)
ulu(プロフ) - はじめまして！！お話好きすぎて一気に読みました🥲💓応援してます！！ (12月12日 2時) (レス) @page47 id: 387ee402b3 (このIDを非表示/違反報告)
あいうちゃん(プロフ) - ?^_−?さん» コメントありがとうございます‼️🥺大好きと言っていただけて本当に嬉しいです…😭出来るだけ早くルアちゃんを幸せにします🥲！ (12月11日 0時) (レス) id: ff09d313e4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Liisa | 作成日時：2023年11月9日 17時
