赤髪の姉と白髪の妹《ハイネ×白雪》

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クラリネス王国に入ると私は馬車を降り

遠くから王子達を見ている



ヴ「クラリネスに入ったら、Aは遠距離からの監視。なるべく城の者と接触しないように」

「はい」

ヴ「A」

「なんでしょうか」


ヴ「クラリネスで何があっても、何か見ても取り乱すな。冷静でいろよ」


「･･･分かりました」



何を知って国王がそう言ったのか


それは分からない



そんなことは起こらないと思っていた









無事に城の中に入った王子達


王子達の部屋が見れる木に座って様子を伺う





リ「A」

「リヒト王子。私はこの辺にいますんで、何かありましたら呼んで下さい」

レ「本当に外にいるのか？」

「国王陛下からも城の者との接触を控えるように言われていますから」

ブ「国王が言うなら･･･」

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