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タイミングの悪さになんとも言えなくなる




上「あの……入野さんに言われてタオルを持って来たんですけど」

「ありがとう。あのさ」

上「はい」

「このことは誰にも言わないで」

上「それは誰も知らないからですか…入野さんも」

「うん。知らない」

上「分かりました。あと、良かったらこれ」



上村くんは自分の着ていたパーカーを渡す




「いいの?寒いから着てたんじゃ」

上「大丈夫です!では戻ってますね」

「ありがとう」


久々に優しさに触れた私は笑った






───────────




応援なんて無理かもしれない



ごめんなさい



入野さん

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作者名:夏芽 | 作成日時:2017年4月29日 11時

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