大好きなあなたへ (ページ10)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:12,859 hit

1-6 同音ページ10

悪魔の実の力というとあの不味い実を食べることで海に嫌われる代わりに人智を超えた力を手にするというものが私の今までの知識だったが、どうやら私はチートらしい

まず、悪魔の実の名前はウミウミの実

悪魔の実の中で唯一海に愛されている実らしい

だから、海で泳ぐこともできるし、操ることも出来る

しかし実の能力は【海】だけでは無いらしい

これは私が1歳の誕生日を迎えてから数日経った日のことだった

私が住んでいる村の周りには豊かな自然が広がっている

自宅の近くにもそんな自然の恩恵があった

それは、湖だ

そこには動物たちが来たり、貴重な植物があった

そこは私の癒しになっていた

その日も水辺に腰掛けて風の音に耳を澄ましていた

そんな時にふと思ったのだ

『こんな時に猫でもいてくれたらな〜』

私は前世から生粋の猫好きであったが生憎今世ではまだ猫を見ていなかった

それ故のこの発言だった、

私が言葉を発し終わったあと体全体を突然浮遊感が襲った

すると白い煙が周りを包み、少しして煙が晴れるとそこには

私が求めていたあの動物がいた、

そう、猫である

しかし、どこか前世とは違う

『デカすぎでしょぉぉぉぉぉぉぉ!! 』

私の目の前には馬ぐらいのサイズの白猫がいた

そして、

「主様!!」

そう、喋ったのだ

猫が、、

、、、、、、猫が

『え、喋れるの？』

「はい!!」

なんでも、話を聞くとこの猫は私の悪魔の実の力の一部らしい

そう私の悪魔の実は【海】であり【生み】だったのだ