大好きなあなたへ (ページ9)

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1-5 発見ページ9

貴方side
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あれから2年の月日が経った、

なぜこんなすぐに2年がたっているかというと、

毎日、毎日オムツ替えだのなんだのと羞恥プレイを受け、思い出したくもないからだ

しかし、この2年間でわかったことがたくさんあった

??「A〜？どこにいるの〜？」

『ママ！ここだよ!! 』

今、私の名前を呼んでいたのは今世での母だ。名前はミューズさんらしい。

まあ、この美しさだったらミューズという名前も納得だ。

??「おーい！ミューズ!!Aいたか？」

「あなた!!」

この男性は私の父。名前はアポロンさんという。

ミューズさんといい、アポロンさんといい神の名前を持っているだけある

雪のように白い肌と海のように美しい青の髪を持つ母

褐色の肌と太陽のような燃える赤色の髪を持つ父

この2人から生まれた私も例外なく美しい容姿だった

母のように白い肌、父のように燃える赤色の髪

瞳はその光の影と言えるような深い漆黒

この容姿だけでも十分驚きだが、それが霞んで見える程の気づきがあった。

それは、私の体質にあった

私は生まれながらにして超常的な再生能力があった

これに気づいたのは私が1歳の時に家にあったガラス片を触り大怪我をした時だった

怪我をしたその瞬間バックリとひらいていた傷から淡いオレンジ色の光が出たかと思うと一瞬で怪我が治ったのだ

このことを両親に言うと私は先祖返りだといわれた

なんでも両親の種族は超上的な再生能力を持っているのが特徴らしいが年々その能力は衰えていたのだそうだ

混血も増えていき直系の子孫は私たちが今住んでいる村の村人十数人しか残っていないらしい

そして先祖返りの私にはもうひとつの力も発現した

それは、

悪魔の実の能力だ