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1-9 存在 ページ14
アクアside
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僕はずーっと意識だけの存在だった
暗闇をただ、ふよふよと漂う
この世にあるようで無いようなあやふやな
存在
それが僕だった、
でも突然誰かの声がしたんだ
その声は僕を呼んでいるみたい
どうか、この暗闇から僕を救い出して。
そう、僕は願ったんだ
そしたら、僕の目の前が真っ白になって思わず目をつぶった
すると、僕は大きな猫になって地上にたっていた
そして目の前にはとっても愛くるしい女の子が居たんだ
なんか、この女の子は僕の姿に驚いているみたい
でも、一目でわかった
君が僕のことを暗闇から救い出してくれたこと
僕の存在を作り出してくれたこと
嗚呼、この子こそが僕の主様なんだ、
この身が朽ち果てるその時まで主様を僕は守り抜く
『主様!!』
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作者名：さくみちゃ | 作成日時：2021年11月14日 0時
