〜第1話・幼き頃〜 ページ3
『ハァ、ハァッ』
「おい、あいつらは何処に行った?!」
「わ、わかりません!」
「さっさと見つけて首をはねてしまえ!」
『に、兄様…、どうしよう……っ』
真「時期にここも見つかる…っ」
そう言って、私の手を離した。
『………兄様……??』
真「逃げろ」
『逃げるって、何処に……??』
真「京だ。千鶴も京に居るはずだから」
『兄様は…、どうするの??
一緒に、来るよね……っ??』
その時、兄は何も言わず、ただ微笑んでいた。
そして、私に大切な刀を預け、こう言った。
真「俺には、やるべき事がある」
・
ーーーもし、神様が居るのなら、
私は、一生恨むと思う。
だって、大切な人を、皆奪っていくのだから…
真「ほら、早く行けっ!」
『兄様っ!!!』
「あ?こんなところに居たのか」
真「行け!A!!」
『死なないで…っ!!京で、待ってる…っ』
真「………あぁ、すぐに行く」
私は、微笑んで走る。
大丈夫。兄様は、絶対死なない。
私が走り出してから、数分が経った頃だった。
さっき、居たところから、銃声がしたのは…。
そして……ーーー。
私は、必死に走った。
自分の脚が、血で染まっても……。
森から川。川から街。
長い長い道を、ただひたすら走った。
・
・
・
それが、幼き頃の…、記憶。
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桜猫 - 沖田さんの使ってた刀は菊一文字じゃなくて、加州清光と大和守安定ですよ。 (2015年11月20日 17時) (レス) id: 2b924e6f79 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉 奏(new)(プロフ) - 千幸さん» はっw (2015年9月2日 11時) (レス) id: 76b0bfdb2d (このIDを非表示/違反報告)
千幸(プロフ) - 琴葉 奏(new)さん» それは嫌だな…((笑 (2015年8月29日 9時) (レス) id: 775c3d8a8f (このIDを非表示/違反報告)
琴葉 奏(new)(プロフ) - 千幸さん» 千幸っ、てめえっ!!切腹だぁぁぁぁぁぁ!!って土方さんに怒られるよ?w← (2015年8月27日 7時) (レス) id: 76b0bfdb2d (このIDを非表示/違反報告)
千幸(プロフ) - 琴葉 奏(new)さん» ちょっと汚してみました((汗 (2015年8月26日 20時) (レス) id: 775c3d8a8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千幸 | 作成日時:2015年7月19日 17時