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妖怪…？ ページ4
昔昔の事だった。
妖怪という存在は人間に時に救いをあたえ、
時に罰をあたえていたらしい。
そんな妖怪だったからこそ人間の生命を救うこともあった。
楓side
あぁ。
走馬灯かな…？
スライディングをしている数秒の時を一分にも感じた。
昔読んだ妖怪の話を思い出した。
そして、
こう呟いた。
「……昔みたいに、助けてよ。」
そういった矢先に私のペンダントが光輝いた。
ゆっくりと光は私の身体に溶けていった。
光が消えた頃にはスライディングしたはずの私の身体は黒服達の目の前で浮いていた。
(え！？)
言葉は発されなかった。
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作者名：旋風(ﾂﾑｼﾞｶｾﾞ) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/065ea8af153/
作成日時：2017年7月23日 0時
