探偵社に居た藤原さんは＿＿【5】【文豪ストレイドッグス】

六幕 ページ7

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二葉亭side






突然、ヨコハマは夜に包まれた。




僕は現状を理解していなかった為、何をすれば良いのかが分からなかった。




二葉「これ、Aさんは知っているのかな？」




＿＿＿ｸｽｸｽ

＿＿＿ｸｽｸｽ



2つの笑い声が聞こえた。それも幼い少女の声。





この声....聞いた事がある。昔...Aさんと出逢う前、ある一家立て篭り事件を起きた際の出来事。



それは、あの時僕と僕の妹を利用していた男がやった行為。僕はただ従うしかなった頃。その家族は双子の姉妹がいた。



二葉「．．．どうして、君達がいるの？真逆...生きていたの？お医者さんが治せたとか...っ。」




「私達はもう死んだよ？お兄さんが助けてくれなかったから。」




「痛かった。苦しかったの。どうして助けてくれなかったの？」




．．．そうだ。僕は結局あの時見殺しにしてしまった。妹と同じ位の子が助けを求めていた。




でも、僕は戸惑い混乱し結局手を伸ばした瞬間目処前で引き金を引かれ、彼女達は僕の目処前で殺された。




「なんで助けてく無かったお兄さんが生きているの？」




「助けてくれなかったお兄さんなんて、死んじゃえばいいのに」





確かに...そうだね。うん、僕は君たちの未来を壊した存在。生きていい存在じゃない。




二葉「ごめんね、ごめんね。こんな僕がわるいんだ。君達を見殺しにしてしまった僕が悪いんだ。」




いくら責められても、殴られても蹴られても。刺されても文句は言えない。だって僕が全部悪いのだから。












＿＿＿"『んな事で死ぬつもりか？お前は。そいつらの分まで生きようとも思えないの？』"






．．．．っ！








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