三十六幕 ページ37
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「「A(さん/ちゃん)お誕生日おめでとう(ございます)!!!」」
『...?....。??』
唖然とする私。その様子を見て探偵社は何やら慌て始めた。
どうして無反応なの? もしや日にちを間違えた? も、もしかして嫌だったのかな?っとコソコソと話している。
江戸「...っ。あっはは!」
石川「ぷっ...くくッ。」
だが、2人の例外は除いて。
『...ねぇ、敦』
中島「は、はひっ!」
名前を呼ばれた敦は情けない声で答える。敦...私は今そんなに怖い顔をしているのか?別にそんなつもりはないんだがな。
『...いつ、私の誕生日が今日だって知ったの?』
敦「えっと...乱歩さんが教えてくれたのと、それとAさんの机を掃除していた時に...」
ナオミ「その時机の引き出しから何やらメモ帳の様なものに書き出されたのを私が見つけたのです!」
そう言い私の目処前にナオミが谷崎の腕を強く掴み此方に目を向ける。
それにしても...こんなにも大勢でしかも、飾りも豪華だ。
中島「あ、あの。Aさん?だ...大丈夫ですか?」
『_____ぷっ。くっくく...あっはは。嗚呼ほんとっお前達って奴は馬鹿だよなっ!』
こんなにもどうしようもない私に祝いをするなんて、お人好しで能天気で私以上にどうしようない人達だ。こんなの笑みしか浮かばないものだ。
『ははっ。嗚呼嬉しい祝いだ。ありがとう...乱歩』
江戸「っ!ど、どうしてそこで僕の名前が出てくるのかなぁ!」
真逆分からないって思ったの?この私の誕生日の祝い...これを開き、企画をしたのは乱歩だろ?
『こんなの...初めてだ。こんなにも大勢に祝われるなんて...嬉しいものなんだな。改めてお礼を言うよ...ありがとう、乱歩。それに探偵社の者達も』
そう言ったあと探偵社内は騒々しいものになっていった。
与謝「アンタ、もう20歳なんだろ?アタシと一緒に酒を飲まないかィ?」
『あぁ、出来ればアルコォル度数は少な目で、初めて飲むんだから手加減を...』
そんな言葉を無視して与謝野に引っ張られ宴は始まったのだった。
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SKY理科グループ(プロフ) - やばい!おもしろいです!早く続き読みたい!応援してます! (2022年12月4日 23時) (レス) @page23 id: 604fe2f924 (このIDを非表示/違反報告)
村人C - 大ピンチ…藤原さん大丈夫かな… (2022年11月30日 20時) (レス) @page19 id: 42d87f4dec (このIDを非表示/違反報告)
めぐぽん(*´・∀・)(プロフ) - おはようございます。楽しく読ませてもらってます。本当に自分の中で疑問なのが、夢主さん、記憶がなくなったのと探偵社を辞めた事はなくなっている世界線で合ってますか?続き楽しみです!私、夢主の性格とか好きです^_^ (2022年11月18日 6時) (レス) id: baf8bee298 (このIDを非表示/違反報告)
村人C - 続き気になります…更新待ってます! (2022年11月15日 7時) (レス) @page6 id: 135c6baca1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天乃零 x他1人 | 作成日時:2022年11月13日 21時