オッサンと月と青い鳥とそれから犬２ ページ41
マルコ「なんだよい？」
『･･･えｯ？あ、ああサンキュ』
人の姿に戻ったマルコからマントを受け取る
『マルコの鳥の姿初めて見たけど、すっげえ綺麗だな。見とれちまった(^^)ﾊﾊ』
マルコ「･･･綺麗？」
途端、困惑した顔をするマルコ
失礼な事を言ってしまったかと少し心配になったが、直ぐにフッと笑った
マルコ「･･･つくづく思っていたが、お前は変わってるよい」
『何故に突然変人扱い(´･-･`)』
マルコ「綺麗なんて言った奴初めてだよい。いつもは不気味に思われる事が多かったから反応に困ったよい」
『そうなのか？』
エース「俺はすげえと思ってるぜ！」
マルコは微笑むと、エースの頭を荒く撫でた
マルコ「この船の奴らはつきあいも長いし、そう言ってくれるけどよい」
『へぇ、普通に綺麗だけどなぁ。能力も凄いと思うし』
マルコ「だからお前は変人なんだよい」
マルコは片手に炎を纏わせると、その手で俺の頬に触れた
『ぅお!?あっ──つくない？』
マルコ「俺のはエースと違って炎の特性は無いよい。ビックリしたかぃ？」
まるで悪戯っ子のように笑う
みんなに家族と認められてから、マルコの態度も次第に柔らかくなり、今ではこういった一面を見せてくれるようになった
一番警戒されてたから、打ち解けられた事が俺は嬉しかった
『でもポカポカして温かいから、冬には役立ちそうだな』
心地よい温かさに思わず頬をすり寄せた
エース「俺のも大活躍だぞ！」
『エースは火傷しそうだから遠慮しとくわ』
エース「(´°‐°｀)……ｿｯｶ……」
『ﾊﾊｯ！冗談だよ♪寒い時は頼んだぜ？』
そう言って頭を撫でてやると、「任せろ！」とはにかんですぐに元気になった
可愛いなぁ
俺の中でエースは甥っ子的存在になりつつある
ふと、俺は夜空を見上げた
満月だからだろう、今日は何だか
エース「──月が綺麗だなぁ」
オッサンと月と青い鳥とそれから犬３→←オッサンと月と青い鳥とそれから犬
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 199人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ごまドレ(プロフ) - ゆめさん» コメントありがとうございます!!実はオッサン好きなもんでオッサンを主人公にしたものを書きたかったんです(中身がですけど)(；´∀｀)ウケて良かったです！ (2018年4月6日 15時) (
レス) id: 19325436b6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - おっさん転生物語wwwwめっちゃうけた。 (2018年4月6日 12時) (レス) id: 071a98174c (このIDを非表示/違反報告)
ごまドレ(プロフ) - あずきさん» た、確かに･･･！全然意識してませんでした(´・ω・`;)決してパクリとかではないので･･･!!コメントありがとうございます！ (2018年3月24日 18時) (レス) id: 19325436b6 (このIDを非表示/違反報告)
あずき - 面白いですね!!だけどイメ画が精霊の●り人のバ●サに似てる気がしたよ…? (2018年3月24日 18時) (レス) id: 866e8ecc84 (このIDを非表示/違反報告)
FURAN(プロフ) - とても面白いです！恋愛編とか見れたらな〜(見れたらオチはマルコかな(確信)) (2018年2月22日 17時) (レス) id: bc083ad63a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ごまドレ | 作成日時：2017年11月15日 0時
