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ページ9

伊野尾side


はっ…言っちゃった、俺、大ちゃんの事嫌いって…


「あっ…大ちゃん、その…ちが、」



「っ…もういいよ、でてって。早くでてって!」



「大ちゃん…」






大ちゃんはその場で大声で怒鳴った。その目には怒りと悲しみが混ざりあったような目だった。





「ごめん…大ちゃん…行こ、山田さん…」






「え…あ、うん…」







ごめんね、大ちゃん。俺は心の中で何回も何回も繰り返した

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作者名:とーり | 作成日時:2018年5月21日 16時

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