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やっと ページ42

山田side



走って走ってやっとたどり着いた


そこにはやっぱり伊野尾ちゃんと知念がいた




「っはぁ…伊野ちゃん!」





伊野ちゃんはもちろん驚いているでも…知念はなぜか泣いている




でも俺は伊野ちゃんを抱きしめた




「っ…どこいってたんだよ…まぁマジ俺…焦ったんだから…」
 




『やまだ…ごめんね』


久しぶりに聞いたこの声。1つ1つの言葉を掴み取る様に聞いたこの声





『りょーすけ』





そしてもう1つの声




「知念お前…」



『ごめん、分かってると思うけどこれは僕がやった事。僕が伊野ちゃんを拐った』




「このっ…」




『やまだ、!待って…これは俺も悪いの…』



「は…?」






俺の知らない間に2人の間ではなにがあったんだ

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作者名:とーり | 作成日時:2018年5月21日 16時

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