肆幕 ページ5
空丸｢…兄ちゃん……その人は？｣
天火｢コイツは、A。今日から家族になったんだ｣
空丸は、家族と一言呟いた後…Aの服の裾を掴んだ。私は、吃驚して振り向くと
貴女｢…？(えと、確か……空丸…だよね？)｣
空丸｢A…姉ちゃん…？｣
貴女｢……！！(キュン♡)うん、そう。よろしくね、空丸｣
姉ちゃんと呼ばれ少し嬉しくなる。その後に空丸と同じ目線になりよろしくと言えばニコッと笑って握手を求め手を差し伸べる
空丸は、うん！と言いその小さな手でぎゅっと私の手を握った
小雪｢みんなー！御飯出来たわよ〜｣
いこっ！と空丸はいうとAの手を引いて廊下を走る。天火は、宙太郎を抱っこしながら空丸達を追いかける
大湖｢お、美味そうだな…小雪！｣
貴女｢(思えばみんなで囲むご飯も僕自身ご飯を食べるのは久しぶりだ。ざっと５年前って所かな…)
こんなに美味しそうな御飯、見た事ない…｣
小雪｢うふふ、ありがとう｣
貴女｢…？うん｣
天火｢ほら、A！食うぞ！！｣
グイグイと座れとでも言ってるように手を引く天火
貴女｢あ、うん！え、えっといただきます…｣
天火｢いっただきまーっす！！｣
空丸｢いただきます…！｣
天火が私の隣、空丸が僕の膝の上に…お母さん小雪殿と大湖殿が天火と僕の前に向かい合って座り宙太郎は、小雪さんに離乳食を食わせて貰っている
小雪｢はい。めしあがれ！｣
天火｢ﾊﾟｸｯ…うっめぇ！！｣
貴女｢ﾊﾟｸｯ…！んっ、ホントだすっごく美味しい！！｣
小雪｢ふふっ、お口に召したかしら｣
貴女｢はい！そりゃあもう、すっごく！！｣
大湖｢そうか、自分の入る量だけでいいぞA。お前の事は一応聞いてる｣
貴女｢あ、うん。ありがとう…ﾊﾟｸｯ
(あァ…ホントに美味しい、こんなあたたかい食事は……＿＿＿＿＿初めてだ)｣
小雪｢あ、そうだ！誕生日だったわよね、A｣
貴女｢…？はい｣
小雪｢誕生日おめでとう…！生まれてきてくれてありがとう｣
大湖｢おめでとう。俺たちとお前との出会いの巡り合わせに感謝、だな｣
小雪は、ニッコリと笑い…大湖は、Aの頭を撫でながら言う
天火｢おめでとー！！家に来てくれてありがとな！オレ、妹が出来てすっげー嬉しいぜ！！｣
空丸｢姉ちゃん！誕生日おめでとうーー！｣
貴女｢…！うん、ありがとう……お母さん、お父さん、天火…空丸、宙太郎｣
最初は、少し驚いた様だが直ぐに嬉しそうに微笑み、1粒涙を流しお礼を言う。宙太郎と優しく手を握り微笑まれたので微笑み返した
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神無月(プロフ) - ゆうさん» コメント並びにリクエストありがとうございます！はい！更新頑張ります！！ (2018年3月6日 9時) (
レス) id: e1e31c3f08 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 面白くて続きが気になります！あと、芦屋さんが好きなので多めに出てくれると嬉しいです！笑 更新頑張ってください！！ (2018年3月6日 7時) (レス) id: 3307b4d728 (このIDを非表示/違反報告)
神無月(プロフ) - ★九尾★さん» 高評価並びにコメントありがとうございます！ (2018年2月4日 12時) (レス) id: 141f240e79 (このIDを非表示/違反報告)
★九尾★(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！ (2018年2月4日 11時) (レス) id: 706fc2b23d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嗣埜乃(しのの) x他2人 | 作成日時：2017年12月24日 22時
