玖幕 ページ11
貴女｢…っ、む、睦月……く…ん…ｯｯ｣
芦屋｢……ｯｯ｣
貴女｢こ、これで勘弁して…っ
やっぱり呼び捨ては抵抗あ、る…から…っ
そ、その……｣
芦屋｢わ、わかりました。それで構いません…から……
(彼女は本当に、俺の予想を遥かに超えてくる…っ！
これじゃあ俺の身も持たない…！はァ…完敗ですね)｣
貴女｢そ、それで…あの……｣
芦屋｢一緒にご飯を食べる…という事でしたね
まぁ、Aさんが俺の願いを叶えて下さいましたので……
御一緒させて頂くとしますね｣
貴女｢うん！あ、でも…私だけじゃ不公平よ。睦月く、ん…も呼び捨てで！｣
芦屋｢わかりました、A
(まだ名前呼びが慣れてないのか…自分は、恥ずかしいくせに…それでも呼んでくれるんですね
全く、貴女は俺をどこまで惚れさす気ですか…)｣
貴女｢…っ(す、凄いな睦月くん…は、私はまだ恥ずかしくてちょっとだけ抵抗あるのに彼はすんなりと私の名前を呼んだ…。
私は彼を見習って慣れる様にしないと！)｣
芦屋｢では、行きましょうか…A｣
貴女｢う、うん！行こっか…睦月くん｣
芦屋は、Aに手を差し伸べAは、その手を取りニコっと微笑みながら二人一緒に曇家まで歩き出す。後に芦屋とAが手を繋いでいるのを見て悔しがる天火と蒼世達を見るのはこのスグ後だ
そして芦屋は、理不尽な説教を受けつつも聞き入れはしないのであった。この日を境に芦屋は、Aには適わないと思い…口説き始めるのだ
こんな楽しい日常を送る私達は気付かない。
数日後、父さんや母さんが殺され…天火が重傷を負う事になるなんて…
私はまた、親を失くした
この時は何故か大粒の涙が溢れた。大湖殿や小雪殿が亡くなって…凄く寂しくて何より悔しかった
この人達を守る事が出来なかった事が…
私は
『僕は』
二人を守れなかった事、生涯悔やむだろう
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神無月(プロフ) - ゆうさん» コメント並びにリクエストありがとうございます！はい！更新頑張ります！！ (2018年3月6日 9時) (
レス) id: e1e31c3f08 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 面白くて続きが気になります！あと、芦屋さんが好きなので多めに出てくれると嬉しいです！笑 更新頑張ってください！！ (2018年3月6日 7時) (レス) id: 3307b4d728 (このIDを非表示/違反報告)
神無月(プロフ) - ★九尾★さん» 高評価並びにコメントありがとうございます！ (2018年2月4日 12時) (レス) id: 141f240e79 (このIDを非表示/違反報告)
★九尾★(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！ (2018年2月4日 11時) (レス) id: 706fc2b23d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嗣埜乃(しのの) x他2人 | 作成日時：2017年12月24日 22時
