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十一夜 ページ12

作者から__

334人の登録者様!本当にありがとうございます!!
そしていつの間にか順位もついており、驚いております……
これも読んでくださっている皆様のお陰で御座います!
これからも更新頑張りますので、よろしくお願いします!

_____________

「Aさん、そろそろ出発ですよ」


「えぇ、今参ります」

荷物の入ったバッグと、夜会で持つ用のハンドバッグを持ち部屋を出る。


今日から三日間、船で生活する事になる。酔わないか心配だわ……


___________

数十分かけて港に着くと、もう既に船があった。

そうだ、園子に着いたという連絡を送る。


周りに誰か知り合いがいないか探していると


「快斗、船来てるのに乗らないの?」


「あぁ…人を探してんだよ」

一組の男女と、その付き添いか男の人が一人。


あら?


そちらへ向かって近付いて、声を掛ける。


「快斗、御機嫌よう」

悪戯に笑って、わざと恭しく礼をする。

いつも、もう一人の彼がしているように。


目線だけ彼に合わせると、彼も口角を上げてから私の手をとって、


「これは、A嬢。お招きありがとうございます」


「ふ、ふふっ……」

この姿でそんな事をされると思っていなくて、笑いが込み上げてくる。

中々様になっていて恰好良いけどね、


「笑ってんじゃねぇよ、折角エスコートしてやろうと思ったのに」


「ふふっ…ごめんなさい、あの姿の時と全然違うから違和感がね」


「おいおい、」


「それで、そちらの方々は?」


「…あぁ、この人は中森警部。そんでこいつが娘の青子だ」


「よ、よろしくお願いします」


「私は東條Aと申します、よろしくお願いします。警部さんには一度お会いしてますわね」


白馬という探偵さんと一緒に。


「…あぁ!貴女はあの時の…」


「はい、」



「キッドに絆された…!」


…ぅえ?


「「え?」」


快斗の顔を見られなくなった…

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蘇澳(プロフ) - 絲さん» 飛んできてくださってありがとうございます!よろしければまた読んでやってくださいませ〜 (4月25日 23時) (レス) id: 92b4cb2eaf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新通知を受け、すっ飛んできました…本当に大好きな作品なので、続編とっても嬉しいです( ; ; )楽しみにしてます♪ (4月25日 0時) (レス) @page43 id: 86d7744b06 (このIDを非表示/違反報告)
シアん。 - 軽く23回咳き込んだに見えてしまった (8月19日 8時) (レス) @page8 id: 2170ff9ae1 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - この小説私得だ…めっちゃ好きー。言葉に表せないくらい好きです!これからもがんばってください! (2019年11月3日 22時) (レス) id: 1eb05cfcac (このIDを非表示/違反報告)
蘇澳(プロフ) - チイナさん» 私の拙い文章にそこまで言ってくださって本当にありがとうございます…!チイナさんのお言葉に感動して涙が出ました…そこまで私の作品を楽しんで下さりありがとうございました!感謝でいっぱいです! (2019年7月24日 19時) (レス) id: e4a4be21c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蘇澳 | 作成日時:2019年4月15日 7時

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