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意味わかんない。
何であんなに突っかかってくんの？
父さんなんか嫌い。
すると、二階に上がってくる音が。
下で母さんの声が聞こえる。
「おいA！その態度はなんだ！！」
ドアも開けっぱなしにしていたため、父さんが入ってきて、立っていたままの私の頬をひっぱたく。
乾いた音が静かな部屋に響いた。
「っ………父さんはいつもそう。自分の思い通りになんないことあると、すぐ手上げる……！自分の事しか、考えてないくせに！」
涙が溢れた目で父さんを睨む。
近くにあった鞄を持って、父さんを押し退けて部屋を飛び出し、そして家をも飛び出した。
「っ………！ふ、うっ……」
家から少し歩いたところにある公園に来て、ベンチに座る。
涙を袖でごしごし拭っていると、
「Aちゃん？」
まだ声変わりしない、高い声が聞こえた。
声の方向を見ると
「出久……？」
涙を拭っていて良かった、気付かれるところだった。
「こんな夜に、女の子一人でどうしたの？危ないよ、」
「ん、んーん何でもないの。買い物行った帰りに休みたくなって…」
「そ、そうなの？家まで送っていこうか？」
出久、男前になったなぁ……小さい頃は私の後ろで泣いてるような子だったのに……
「まだ休みたいから、大丈夫」
「そう……僕、もう行くけど遅くなっちゃダメだからね？」
「ありがと、出久」
笑顔で送り返すと、出久は少し心配そうにしながらも家に帰っていった。
電話弄りながら帰っていく出久を消えてしまうまで見ていた。
まだ、夏で良かったー
冬だったら、凍え死んでたよ。
そんな事をぼや、と考えていたら、電話が鳴った。
見てみると、勝己からで出てみる。
『お前、いまどこだ！』
「公園……だけど？」
そう言うと、電話が切れる。
なんだったのよ……？
そんな電話くれたら、期待しちゃうよ……？
来てくれて、話聞いてくれるんじゃないかって。
あぁ駄目。また涙が………
「Aっ……！」
俯いていた顔を上げると、目の前に勝己がいた。
「か、つき……？」
どうしよう、涙、止まんないよ……
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蘇澳(プロフ) - 麻衣さん» ありがとうございます！これからもかっこよく書けるように頑張ります！ (2018年11月17日 23時) (
レス) id: e4a4be21c3 (このIDを非表示/違反報告)
麻衣 - かっちゃん、かっこ良すぎます！もっと読みたいです！更新頑張ってください！ (2018年11月17日 23時) (レス) id: 19c8f39a90 (このIDを非表示/違反報告)
蘇澳(プロフ) - いささん» ありがとうございます！そんなお言葉を頂けるなんて、とても嬉しいです！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2018年9月26日 7時) (レス) id: e4a4be21c3 (このIDを非表示/違反報告)
いさ - めちゃ面白くて続きが気になります！がんばってください！ (2018年9月26日 0時) (レス) id: f49f96fb1c (このIDを非表示/違反報告)
蘇澳(プロフ) - 霜月さん» 続きを読みたい、等といっていただきありがとうございます！更新頑張りますので、これからもどうぞ宜しくお願いします！ (2018年9月20日 20時) (レス) id: e4a4be21c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘇澳 | 作成日時：2018年9月6日 16時
