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五話 ページ5
荼毘side
腹の立つ野郎だ。
素性を知ってるだけで人を憐れむやつは腐るほどいる。
自分の方がいい人生を送ったと見栄を張れるから。
でもこいつはそんなんじゃないと、理由はわからないがそう思う。
「で？なぜ俺を追いかける」
「…血みどろな人間が歩いてたら付いてくだろ」
「好奇心かよ、子供だな。でもまぁ確かに人間は好奇心に弱い。怖くて危険だとわかってても付いてくもんだ」
「いい加減話を逸らさずに答えやがれ。お前は誰で、ここは何処だ」
作成中
続く
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作者名：黒野麻陽 | 作成日時：2021年12月29日 22時
