革命という名の逆転を【ヒロアカ】 (ページ29)

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２７話ページ29

咎side

ベッドの真横にモニターを設置してもらい、スイッチを入れるよう指示すれば、それは直ぐに繋がって目の前にあの人が現れた。

オールフォーワン
《ジャッジ、大丈夫なのかい？》

『少しは落ち着きました。すみません、迷惑をかけました。』

オールフォーワン
《そんな事はどうでも良いんだよ。僕は君の体が心配で仕方ないんだ。》

ドクター
《お前さんが倒れた途端に、先生はソワソワして忙しなかったんじゃ。ジャッジメント？》

『そうなんですか、ご心配感謝します。』

オールフォーワン
《そんな風に固くならなくていいんだよ？》

《今は僕らしかいないんだし》

メンター８
「……ノア。」

『わかったよ、そんなに圧をかけないでおくれ』

オールフォーワン
《で、どうだった？僕の弟子は》

『まるでダメですね。貴方ともあろう人の弟子があのザマとは』

そういうとこの人は黙り込む。いつものことだ。俺のように指導する癖に、いつも人材は選別が下手なんだから

でも今回はこの人がこいつだと選んだ。なら俺はそれを信じるけれど、にわかに少しわがまますぎやしないか。俺も人のことを言えた身ではないが

オールフォーワン
《彼は愛情も何もかもを知らない。なら一から覚えさせるべきだと思ったんだ。どうかな？》

『いいとは思いますが、甘やかし過ぎです。自分で判断すら出来てないじゃないですか。』

オールフォーワン
《そうだね、でもいい素材になる。甘えとはいわば憎しみだ。それらを力に変えられれば、それだけで強くなれる。》

『…私ではないのですよ。』

オールフォーワン
《ははは！そうだね。君ではないが…》

《君は _______ だろう？》

『そうですね。私は _______ だ。』