【APH】銀幕寸前の誘い口〜銀幕ヘタリア〜 (ページ15)

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第十三幕ページ15

･･･

｢｢｢｢｢うぁああああ！！！｣｣｣｣｣

そのまま転がり壁へとぶつかる。
行き止まりになっている場に連合はピクト星人によって囲まれた。

ーー

｢お、おい！君たちがあんな時にあんな所から飛び出してきたせいで、

とっても追い詰められてしまったじゃないか！！｣

アメリカは卑下するようにイギリスとフランスに言い寄る。

｢うううるせぇ！！俺達だけのせいにすんな！｣

｢そうそう〜。お前らだってあんな所走ってっきゃあ…｣

｢言い合ってる場合じゃないと思うけどなぁ、…｣

ロシアの制止によりハッとした3人。

そこには、ピクト星人達の発光が更に強まりを見せていた。

要するに、絶体絶命である。

ーー

『うわ…どんどん近づいていってる…』

通気口から移動しているうちに、謎の声の主に更に近づいて言ってることに気づいた。

もしかして怨霊か、人間なのかと想像してみたがとんと見当がつかない｡

｢〜…タ…ア！!〜…〜だと！？｣

『！？』

意を決して、恐る恐る近づいていく。

『だっ、誰だｯ！！』

｢うわわわわごめんなさいごめんなさい！！

…って、Aちゃん？｣

｢なんだ、Aもいたのか｣

｢Aさんもこちらにいらしたのですね｣

『…あれ』

どうやら声の主は、ドイツ率いる枢軸御一行だったらしく、気の抜けた声で尋ねられた｡

｢Aちゃん見て〜！

可愛いでしょ〜、猫だよー！｣

撫でる？、そういうイタリアの手の中には子猫｡
俺あんまり動物に好かれない体質なんだけど
大丈夫かな。

『で、では…猫さん、こんにち＿｢にゃあ"ア"！！｣

ぎゃああ"ｱ"目があぁあ！！』

自分なりに笑顔で話しかけたが最後。

目を引っ掻かれた感覚と同時に、辺りに日本のアニメで言う某天空の城の王位継承者風の断末魔が響いた｡

｢こらっ！！止めろ！！！引っ掻くな！｣

｢あの、こんな所で暴れないで下さ＿＿｣

えぐい力を持つこの猫のせいで天井歪んできてる、と思ったのも束の間。

天井が破壊された。

あ、落ちたなと思った時には既に体に浮遊感。

ーー

更新遅くてすまねぇ。
気長にお待ち下さい☆

そして本編も頑張ります。