検索窓
今日:9 hit、昨日:15 hit、合計:5,290 hit

Prologue ページ2

×××






少女は不気味で暗い街道を走っていた。







「はあッ、はあッ…!!」





何者かに追われているのか、
はたまた悲惨な出来事でも目にしたのか。





得体の知れない恐怖に武者震いを覚えるくらいである。






息も絶え絶えで、


すでに走るのすら限界が近かった。







華奢な体。その姿には見合わない程の冷や汗を
流し、必死で逃げていた。








後ろから追われている謎の人影の姿を目にした少女。




すると今までよりも強く、走る力を速めた。
その分、後を追う足音も早まる。









細い街中の路地を通り抜け、彼女は叫ぶ。








「たッ、助けてええ!!!



はぁッ、…はあッ…!!」






確実に近づいてきている謎の人影。





路地を抜けた先に佇む警官とパトカー。
少女はその男に駆け寄った。



しかし、男には


































_顔がなかった。





「きゃあああッ!!」



不気味に光るパトランプの青い光。





パトカーからは、灰色の体をしていて、


頭の先からは緑色の光を放つ、




まるで提灯鮟鱇(チョウチンアンコウ)のような姿をした人型の生物が出てきた。






「なッ…、!」




じわじわ迫ってくる謎の生命体。
不気味な蛍光色の緑光が怪しく照らす。






少女が後ろを振り返ると、
後ろからも同じような者が少女の後を追い詰めてきていた。







完全に逃げ道を失ってしまった少女。




「…ッ、」


少女の周りを囲むようにしてより一層光を強くさせ、
少女に緑光の光線が当たった。



そして、




















その後、少女の姿を見たものは一人もいなかったのち、



その時の緑光の光の中には
人型の生命体以外に少女の姿などなかった、という。











ーー

ヘタリア史上最も意味のわからないと言われた作品、
銀幕ヘタリア・白くぬれ! 開幕します。

第一幕→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
35人がお気に入り
設定タグ:APH , ヘタリア
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:RYP! | 作成日時:2022年8月11日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。