【APH】〈超緊急！〉同盟組む時の誘い文句

番外編 ただの無知じゃねぇか ページ8

･･･



｢ドイツードイツー！！！


今北アフリカにいるんだけど、靴紐が結べないんだよー！！それなのに、イギリスがいるんだよーーー！｣






｢…｣






ーー






｢という訳で、イタリアを囮にしてドイツを捕まえたぞ！｣



｢…俺としたことが…！｣








『さ、最後の砦が…』


またしてもイタリアを捕まえるのかと思ったが、今回は
根本となるドイツを先に捕まえたことにするとは…。

Aは本気で枢軸国が終わるのかと考えた。




｢やったなイギリス！｣


｢よーし、お前の持ってる情報を全て吐いてもらうからな｣






イギリスに続いて、アメリカ、フランスも登場。






｢これから貴様ら、えげつないことをするんだろうが

最初に言っておく…俺は何も言わんぞ！！｣





クワッと目を開いて覇気溢れる物言いをするドイツ…
しかし甘すぎる、隣のヘタレは絶対全部言う口してる。





｢よし、ここで拷問係！！｣



『(ごめんイタリア…、)』






ガチャリ、とイギリス軍御用達のリー・エンフィールド
パーカッションロック式の(要するに銃)引き金を構え、
先をイタリアへ向ける。




ここで勘違いしないで欲しいのは、別に玉は込めていないということ。念のために抜いておいた。







｢！？銃向けないで…！ごめんなさいなんでも言います！！｣









『…(本当にごめんなさい)』




心の中で10回は謝った。


ーーー



｢貴様ら如きの拷問など日々の生活に比べたら
蚊に刺された程度ということだ！｣





ドイツはイタリアの暴露宣言を跳ね除けるように
声を張り上げた。






｢えーっと、アイツすっごいSなんだよ
ドSで家にすごい本とかDVDとかいっぱいあるんだよ！
この間見かけたのは犬とかと絡んでた！！

あーあと縛るのがすっごく好き、ちょっと前まで政府が×××すんの推奨してたし…｣






縛るのが、あたりでフランスさんが耳を塞いできた。
塞いだ瞬間の顔には汗がかいていて、目はイタリアみたいになっていた。

縛るとか、なんのことだろう…。





ーー




｢ちょっとウチの純粋箱入り娘を汚さないでくれる！！？｣
(ママもどきこと世界のお兄さん)






｢結婚したら自然に子供が出来ると思ってるガキだぞ！？｣
(大英帝国ことブリ天)





耳を塞がれたまま話していたので、
内容があまり聞こえない。


『…な、なんの事、ですか…』




｢なんでもないよホントにうん大人の世界｣





ーー



｢お前なんか嫌いだ…！｣

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