【APH】〈超緊急！〉同盟組む時の誘い文句 (ページ6)

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番外編捕まえるも殺しもページ6

×××

〈ドイツ、ドイツー！

今美味しいパスタ食べさせてあげるから
って言われて知らないお兄さんに着いてったら

ハンバーガーだったー！！〉

｢…｣

ーーー

｢おいイギリス！
イタリアを捕まえたぞー！！｣

｢やったなアメリカ！｣

アメリカの握る先には、ヴェ〜！ヴェー！と鳴く
イタリアが。

｢よーし、こいつを殴って全部はかすぞ！！｣

｢知ってることは全部話すよ｣

｢なんだ、つまらない奴。拷問役にA呼んだのに｣

『…』

Aはいつものように、何を考えているか分からないようなポーカーフェイスを保ったまま、紫の瞳がイタリアを
捉えた。

ーーー

｢よし、働かせるぞ！！｣

｢お皿割っちゃった〜！！！｣

ガシャン、と音のする先にはもう数個は割れたであろう
ガラスの破片と、その元凶が。

｢どうしような、これ｣

｢ドイツに手紙書いたんだが、
美味しい飯と可愛い女とサッカーボール
用意してあげてくれって、
あと、手足抑えると死んじまうから気をつけろって。｣

ーーー

ピーンポーン

｢はーい｣

無機質な機械音がドイツの家に響き渡る。
声の主は勿論家主のドイツである。

『…あ、あの、…こちら…』

届け人はAであった。
アメリカからの命令により、選ばれし1人となった。

＼ヴェー！こんな可愛い子に連れていかれるなら
俺、本望だよー…！！／

"Fuck"とでかでかと書かれたダンボールから、
イタリアの声がした。

『お、お願いしま…す、』

それだけ言い残して、Aは走り去って言った。

ーー

｢あの子ね〜！すっごくいい子だったよ！！
ダンボールに詰められた俺に空気穴開けてくれたし〜！
お腹空いたって言ったら、箱から出してくれて…｣

＿＿＿

『そういえば、イタリアくんはパスタやピザが有名ですよね。俺の国にも引用した感じのがありますよ、ほら。』

｢うわぁ〜！パスタだ〜！！｣

そう言ってAちゃんが作ってくれたのが
ペペロンチーノだったんだ〜！

『イタリア語は多少出来ますよ、うーん…
今言うなら…Buon appetito(召し上がれ)…
ですかね』

｢うわーい！grazie!!(ありがとう!)｣

『…イ、イギリスなんかに目をつけられて…
貴方も可哀想ですね…、さ、後半分頑張りましょうか。』

｢うん！｣

＿＿

｢…って事があって、とーってもいい子だったよ！！｣

｢そうか…｣