【APH】〈超緊急！〉同盟組む時の誘い文句

番外編 妖精さん召喚術 ページ49

×××

※きり悪いので続編にて本編入ります。









『…ぅ、死ぬ…』










Aは本日、何度目か分からない眠気と格闘中である。




事は数日前。突如上司に任された始末書の後片付けに
終われ、とうに3徹目を迎えた。




あれ、既視感凄いな、と思ったあなた。










これが数週間に１回のペースであります。






そんなこんなで何回かエナジードリンクと共に
夜を越したあたりで、世界会議のお知らせが与えられた。


『…、サボろうかな＿』






｢アイヤー！！そう言うと思って！！
アメリカからお便りを頂いてるアル！！聞くヨロシ！｣




どかーん！




と、けたたましく扉を開いて入ってきたのは中国。
勝手に他人の家までアジアからはるばる来ないでほしい。








｢"Hey！A、元気かい？


俺はスーパー元気さ！

さて、これが届く今頃には世界会議のお知らせが
来ているね？

まあ、どうせ君は人見知りが激しいだの、
他の国がたくさん来るのなんて無理だの喚いては
結局来ないなんてオチだろうから、



俺からひとついいことを教えてやるんだぞ！！




もし次に来なかったりしたら、
俺の今のありとあらゆる人脈を利用して
国々を君の家に集めてパーティでも開こうか＿"｣






『分かった！！
わかったからそれ以上は読まなくていいって！！！』








｢だそうアル。


あと…
どうせ一人じゃ心細いだろうからって我派遣されたアル｣



『…人使い荒いね、』





絶対ブラックだろあそこ、なんて今更なことを考えた。
それと…、




『さっきから中国の横でチラついてるのは何、』





｢？｣



中国の横にはキラキラとした光…
のような、虫のような、物体が羽をひらひらさせて
浮いている。






｢え、なんの事アルか｣





『！？！？ッ、ちょっ、ちょっと着替えてくる！！』








この後世界会議だし！、そうつけ加えて一瞬の隙に
中国の横にあるキラキラをバッと掴んで部屋から出た。





ーー




『お前何者だよ』




｢あら、アーサー以外に私が見える国(ひと)が
いるなんて、！｣








イラついているのは三徹目のせいか、
キラキラ眩しく光るコイツのせいなのか…。





｢それにしてもひっどい隈ね！ちゃんと寝なさいよ｣





『うるせぇなばか！！誰だアーサーって、！』



｢あっ、そうか…。ごめんなさいね、イギリスのことよ｣





『ざけんなあいつと一緒にすんなよ』











｢あらあら…｣

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